イラク戦争支持への検証って・・・必要ですよ~!
テレビを観ていたら・・・ちょっと前にも、福田康夫元首相が、イラク戦争について、 当時の状況を、語られていたでしょ~。 詳しくは、こちら( ↓ )をご覧ください。 http://www.news24.jp/articles/2013/03/23/04225366.html いえ、ね・・・ちょっと気になる記事があって。 こちらの記事です。 詳しくは、こちら( ↓ )をおご覧ください。 http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-03-22_46846 簡単に、説明しますと・・・ アハハ・・・説明、できるかなぁ~? 社説[イラク戦争検証]付帯決議を軽んじるな (沖縄タイムス 2013年3月22日 より ) 2003年3月20日(日本時間)に、大量破壊兵器を隠し持っているという大義の もと、米英軍がフセイン政権下のバグダッドを空爆して、イラク戦争が始まったで しょ~。 でも、翌04年10月には、米政府調査団が報告書をまとめ、大量破壊兵器がな かったことを明らかにしたでしょ~。 この時、開戦の大義が失われた訳で・・・ 付帯決議というのはそれほど軽いものなのだろうか・・・と、記事は伝えます。 イラクへの航空自衛隊派遣の2年延長を可能にするイラク特措法改正案を審 議していた衆院イラク復興支援特別委員会は07年5月、法案を認める代わり に「イラク戦争を支持した当時の政府判断を検証する」ことなど6項目の付帯決 議を採択した。 時の安倍晋三首相は記者団の質問に答え、「付帯決議を当然踏まえながら、 よく検討していきたい」と語った。 イラク戦争が始まってから20日で10年、付帯決議から6年になるが、政府に よる検証作業は全く進んでいない。 戦争を支持した政府の政策決定過程を検証し、結果を情報開示するのは、国 民主権の政治を実質化するのに欠かせない作業である。政府は付帯決議を軽 んじてはならない。 (記事を抜粋記載) イラク戦争による米軍の死者およそ4500人、イラクの一般市民の犠牲者は12 万とも13万ともいわれているそうです。 今もまだ、自爆攻撃や爆弾攻撃が絶えず、治安は安定していないでしょ~。 そんな情勢の中・・・米、英、オランダなどはいち早く検証作業に乗り出し、オバ マ大統領は、大量破壊兵器に対する米国の判断の誤りを事実上認め、イラク戦 争を終結させたことは、記憶に新しいでしょ~。 オランダは、米英軍による先制攻撃が、国連決議に基づかない国際法違反の軍 事行動だったことを明らかにしたそうです。 しかしながら・・・開戦と同時に「支持」を表明した小泉純一郎首相は、「自衛隊 の活動する地域が非戦闘地域だ」と、驚きの理屈で自衛隊を派遣して、後方支 援や復興支援に当たらせた訳で・・・ 前のめりの支持表明と自衛隊派遣をどう総括するか・・・戦争加担に関すること だけに、政策決定過程を検証する作業は絶対に必要でしょ~! ・・・と、いう、記事の内容です。 付帯決議とは(-Yahoo!辞書より) ・・・議決された法案・予算案に関して付される、施行についての意見や希望など を表明する決議。法的拘束力を有しない。 日本の、この思考停止状態は、どうにかしなければならないと思います。 政府のとった判断や行動を、検証をし、反省(?)しなければ、今後の日本の外 交に、期待はできないと思います。 情報収集や多角的な視野の外交なくしては、TPPひとつとっても、全然、安心で きませんから~。 また、話はちょっと、ずれますが・・・ イラク戦争に、派遣された自衛隊員(のべ19,700人)のうち在職中に死亡した隊 員は35人(陸上自衛隊14人、海上自衛隊20人、航空自衛隊1人)、そのうち 死因が自殺の者は16人(陸上自衛隊7人、海上自衛隊8人、航空自衛隊1人)、 病死の者は7人(陸上自衛隊1人、海上自衛隊6人、航空自衛隊0人)、死因が 事故又は不明の者は12人(陸上自衛隊が6人、海上自衛隊が6人、航空自衛 隊が0人) ・・・だそうです。 因果関係は分かりませんが・・・ また、単純計算で言えば、普通の自殺者の確率だ、って、おっしゃっる方も、 いらっしゃるようですが。 戦争は・・・日常とかけ離れた行為ですから。(後方支援にしても・・・) 例え・・・それが自衛官の任務であるにしても。 それを強いた政府には、検証する義務があると、思います。