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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2013年12月24日
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カテゴリ:アメリカワイン

今日はクリスマスイブですね。ということで?今回はチキンや煮込みなんかに合うアメリカ・ワシントンの赤です。
ファイナル・ファイナル。生産者エスエフティ(ESEFTE)は、アメリカ・ワシントン州のウッディンヴィルという場所にあるワイナリーです。変わった名前ですが出資者3人の名前から2文字づつ取ったのだとか。ワインメーカーのブレノン・レントン氏はシャトー・サンミッシェルでワイン作りに携わっていたそうですが、その際、ベンチャーを組んでいたドイツのドクター・ローゼンとも接し、ワイン作りを学んだそうです。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン58%、シラー42%。価格は、写真のお店で3465円です。

は赤黒さがしっかりです。エッジにはガーネットも見えたでしょうか。

香りは黒ベリーや黒い土、チョコといった黒さを感じるニュアンス、それに茶色いスパイス、黒コショウといったスパイシーさが良く出ています。加えて、赤い花やローリエなどのハーブっぽさも。また、時間と共にチェリーやドライクランベリー、ラズベリーなどの赤いフルーツ感も出てきました。

味わいは果実味中心。1杯目からの美味しさをテーマにしているということで、ワシントンにしてはフルーティさが強め。酸は乳酸系のものが、繊細に背景として感じられるといった感じ。タンニンはしっかりで、渋味もバッチリ感じます。ボディは円やかさ、柔らかさがあるフルボディですが、一方で広がりを程々に抑える冷涼なまとまり感もあります。

食事との相性では、まだまだ若いワインということでしっかりしたものとあわせたいところ。
ローストチキンとの相性では、塩+ハーブよりも照り焼き系の甘辛いソースの方がよりいいですね。肉の脂や鉄っぽさだけではやや負け気味なところに、ソースの味が加わって調和しますね。
後は、やはり赤身肉。牛肉の煮込みをあわせると、肉とソースの濃い旨み、甘みにワインの果実味や旨みがよく嵌ります。また、渋味の印象も全体を引き締めてくれますね。
また、ラムのローストもさすがの好相性。こちらは、シンプルにハーブ塩で頂きましたが、肉の脂、旨みとワインの一体感が出てソースっぽく合わせられます。あと、ハーブ塩というのがよかったようで、香りの面での親和性も充分でした。

果実味のしっかり具合やボディの柔らかな口当たりは、カリフォルニアファンの方にも馴染みやすいスタイルかなとも思います。
その一方で、香りの要素やボディのまとまりの部分にはワシントンらしい北っぽさが出ており、食事との相性も意識して造っているそうですが、なるほどという部分でした。

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最終更新日  2013年12月25日 21時45分42秒
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