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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年01月21日
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カテゴリ:アメリカワイン

今回もアメリカの赤で。ただ、カリフォルニアではなくワシントン州になります。
コロンビアヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン2010。生産者シャトー・サン・ミッシェルは、その前身を1934年創業の会社に持つ、ワシントン最古参のワイナリーの一つです。トータルで1420haもの広大な畑を所有していますが、殺虫剤の使用は極力控え、使う場合も植物成分によるものを用いる、農場を持ち、その堆肥を肥料にするといったサスティナブル農法を実践しています。
「カベルネ・ソーヴィニヨン」表記ですが、カベルネは85%。残りは、シラー6%、メルロー3%、プティヴェルド、マルベック、グルナッシュがあわせて6%というセパージュになります。
価格は、写真のお店で1732円。

はガーネット。典型的なこの手の品種の色合いですが、透明感は意外とあります。

香りも非常にわかりやすく、プラム、赤ベリー、青ベリーといったフルーツ感を中心に(ただ、赤感が結構しっかりでそこまで濃くない感じではありますが)、なめし革っぽさやクローヴ、シナモンといった茶色いスパイス、それに少々のバニラといったような典型的な要素がよく感じられます。

味わいは、果実味が軸ですが、べったりしたものではなく柔らかさ、軽さのあるもの。さらに、乳酸系の酸や渋味もバランスよく出てくるため、全体的に落ち着いた印象になっているようです。ただ、果実味は後口にかけても存在感はありました。ボディはミディアムフル程度。丸さがあります。

食事との相性では、きのこしおを使って味付けした牛フィレのステーキをあわせてみたところなかなか。赤身の旨み、キノコの旨み、それとあいまっている塩気にワインの果実味が対比的にあわせられますし、コショウやキノコの香りにワインの香りの中の何らかの要素が噛み合う感じもありました。
また、デミグラスソースのハンバーグ(肉は合挽き)もつまんでみましたが、デミソースの甘みやコク、肉の柔らかな質感や脂が、ワインの果実味やボディの質感に嵌りました。こういった、「洋食」との相性はよさそうなので、もうちょっと試してみたかったところです。

比較的手頃な価格で、ワシントンのカベルネ・ソーヴィニヨンを感じられる1本だったと思います。ボルドーより親しみやすく、カリフォルニアより冷涼、というバランス感は、結構面白いポジションだなと感じています。

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最終更新日  2014年01月22日 02時04分28秒
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