テーマ:ワイン大好き!(30833)
カテゴリ:アメリカワイン
さて、今回から先日行いましたリースリング飲み比べ会のワインです。1本目はアメリカ・オレゴン州のワインになります。 リースリング2010。生産者ブルックスは1998年設立。ワインづくりに携わっていたジミー・ブルックスは早くからオレゴンでビオディナミを実践した先駆者です。2004年に彼は急逝してしまいますが、周囲のワイナリーの仲間に支えられ、アシスタントだったクリス・ウィリアムスとジミーの息子によってそのワインづくりは引き継がれています。 価格は、写真のお店で2730円。 色は青みがかった薄い黄色です。典型的ですね。 香りは、ライム、レモン、少々のグレープフルーツといった柑橘や、リンゴ、白桃、洋ナシ、軽いパッションフルーツといったフルーツ感もありますが、ミネラルや軽い土っぽさやハーブっぽさといった要素も出ています。甘いニュアンスはあまり強くはないですね。 味わいは酸主体。しっとり系も太さのある明るい酸が前面に出ており、果実味は非常に繊細。ミネラル感もあって、結構ドライな印象です。ボディは柔らかなライト。思ったほど硬質感はありません。 会では、サラダ、ムール貝、ポテト&ソーセージと合わせましたが、一番相性が良かったのはサラダでした。野菜のフレッシュさ、甘さとワインの仄かな果実味と酸がみずみずしい相性を見せてくれました。 個人的には、この酸とドライさは貝との相性がいいのではと思ったのですが、ムール貝の味の濃さに押し負ける感じでした。今回は白ワイン蒸しで、火が入ることで味がより濃くなっている部分もあるでしょうから、生牡蠣などならまた違った感じになるかもしれません。 ポテトやソーセージにも、やはり味の部分で印象を消される感じ。 もう少し残糖を感じるくらいの果実味をイメージしていたのですが、酸主体の辛口で結構驚きました^^; 今回飲んだ5種類の中では最も繊細な印象で、合わせる食事は和食系など味わいの優しいものがよさそうです。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月02日 01時27分25秒
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