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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年01月31日
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先日のリースリング飲み比べ会のワイン、続いてはオーストラリアのリースリングです。
ポイゾン・ヒル・リースリング2009。フランクランド・エステートは、オーストラリア南西部、南氷洋由来の冷涼な気候のフランクランド・リバーにあるワイナリーです。1974年に創業し、その気候を生かした白ワインづくりが盛んだったフランクランド・リバーでボルドー品種を栽培し、同地でボルドー品種を広めました。一方で、リースリングにも非常に力を入れており、インターナショナルリースリングテイスティングを主催するなど強い熱意を持っています。
ポイゾン・ヒルは、幾つか所有している畑の一つで、白い粘土質土壌で水晶を含む土壌だそうです。価格は、写真のお店で2835円。

は薄い黄色。1本目のブルックスとあまり差はありません。

香りは、開けたてはミネラルや少々のオイルっぽさといったものが中心で、時間とともにライム、パッションフルーツ、パイナップル、黄桃、そして写真のお店の商品説明にもあるようなキウイっぽさといったようなフルーツ感がよく出てきました。また、香りの印象が強まるにつれオイリーさも少し増したような気がします。

味わいは非常に繊細。果実味、酸どちらも突出せず、しいて言えば果実味の方が若干前に出ているかなという感じではありますが、そもそもどちらともおとなしいのでやさしくバランスのいい印象。ボディも、その味わいの優しさに似合った柔らかく穏やかなもの。ミネラル感もありはしますが、ハリやエキス分といった感じはなく、柔らかで透明な印象でした。

会では、その優しさから食べるものもやはり穏やかな味わいのものとの相性がよく、サラダやモッツァレラとトマトのバジルソース和えがいいつまみになりました。
サラダの野菜の甘みとは、やはりこのワインの果実味も相性がいいようでした。また、生マッシュルームの甘みともいいですし、意外と香りの相性も見られました。
モッツァレラは、やはりやさしいクリーミーさや仄かな塩分とワインの繊細な酸や果実、フルーティな香りがはまりましたし、バジルソースやトマトの香りとワインの青い果実感の相性も良かったです。

オーストラリアワインといえば、ちょっと前まではやはり濃厚でパワフルなシラーズ、というイメージでしたが、このワインが作られている南西部や反対側の南東部は冷涼な気候で、こういった穏やかなワインが作られています。
日本食との相性もよさそうですし、これらの地域のワインは要注目かと思います。

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最終更新日  2014年02月03日 07時14分57秒
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