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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年02月23日
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カテゴリ:その他の国

という事で、前回記事にしましたブリ大根に合わせたアルゼンチンの赤です。
カメレオン・メルロー・マルベック2012。生産者ジャン・ブスケは元々南フランス出身で、ワイナリーの3代目だったそうです。そこで成功した後、よりよいワインづくりを模索する中でアルゼンチン、メンドーサのトゥプンガトにたどり着きました。海抜1200mの高地で冷涼さもあり、かつ、病害が発生しづらいことから農薬もいらないというこの地に移住しワイン作りを行っています。
セパージュは、土着のマルベック50%とフランスから持ってきて植えたメルロー50%。マルベック以外はすべてフランスから移植だそうです。価格は、写真のお店で1100円。

濃いガーネット。黒々系かと思いきや結構赤さもしっかりで透明度もあります。エッジには赤紫が見え若さを感じます。

香りはブラックベリー、プラム、プルーン、ダークチェリーといった色の濃いフルーツがよく出ています。また、牡蠣のようなミネラル的な要素もありました。加えて、甘草やシナモン的茶色いスパイス、黒コショウといったニュアンスや、チョコ、ココアっぽさも。また、時間経過で赤ベリーのドライフルーツや、イチジクっぽさも感じられたでしょうか。

味わいはジューシー。南米らしい果実味主体の味わいです。そこに、しっとりとした酸がアクセントとして加わるほか、渋みも後口にかけて印象を引き締めます。ただ、だらだら続くそれではなく、キレの良さはありました。ボディはミディアムフルくらいで、そこまで重いという感じでもありませんでした。

食事では、バルサミコ入りブリ大根との相性は良かったです。ブリの脂、甘辛い味わいに、ワインの果実味やタンニンがマッチしますし、醤油やショウガの香りとワインの香りの間に違和感もありません。むしろ結構馴染んでいたかも。
他に、面白い相性だったのはお好み焼き。関西風で、チーズを入れた他菜の花も入れてみたのですが、お好み焼きのソースやチーズと具材の味わいとワインの果実味などの相性がいいのはもちろん、菜の花を焼いたことで出てくる油っぽい香りとワインのタンニンや黒い香りが合います。加えて、菜の花の甘みとワインの果実味の間にも親和性が見られました。
その他、何だかんだ牛肉との相性も悪くなく、トマト煮やキノコとの炒め物もいいつまみになりました。

ただ、ワインの果実味の強さのせいか、お好み焼きのソースやブリ大根の甘辛い味付けといったものとの相性の方が、牛肉を塩コショウで炒めるといったものより良かったような気がします。
加えて、菜の花など野菜との相性も悪くなく、南米の赤ワインのマリアージュを考えるうえで面白いワインになりました。

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最終更新日  2014年02月24日 20時03分05秒
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