テーマ:ワイン大好き!(30827)
カテゴリ:ワインイベントに参加しました
岡山にもTETTAさんなどワイン用ブドウを栽培している作り手はいくつかありますが、サッポロワイン岡山ワイナリーさんのグランポレール岡山マスカットベリーAなどの原料供給地となっているのは、岡山県西部、福山市にほど近い井原市という土地です。
元々果樹栽培、中でもブドウ栽培が盛んなところですが、近年は多分に漏れず作り手の高齢化等で産地縮小が懸念されています。 そんな井原市に、なんとワイン特区を取得しよう、そしてワインの街・井原を作り上げ、地域農業を残していこうという思いを持った方がいらっしゃり、先ずはワインを楽しみ、ワインの街・井原を想像してみようということで表題のようなイベントを企画されていることを知り、お邪魔させていただきました。 イベント内容は、井原鉄道の特別車両である「夢やすらぎ号」を借り切って井原~総社間を往復し、その間列車内でワインや地元の食を楽しもうというものです。こちらはスタート地点の井原駅前。 井原駅構内ではお雛様の展示が行われていました。時期という事で、岡山でもあちこちでお雛様の展示が行われています。 受付は駅構内で。この日に合わせて作られたと言うポスター。いい味出してますね。描かれているイラストは主催者のご夫婦かと。 夢やすらぎ号です。いよいよ出発! 今回は計10種類のワインが用意されていました。私は全種類は飲めませんでしたが、地元井原のブドウを使ったサッポロワインの赤や(サッポロさんは以前の経営者の方が井原にご縁があるそうです)、TETTAさんのベリーAスパークリング、主催者の方がお好きだというフランスワインのレ・シャン・リーブルのラール・デ・ショワ(そのワインのような世界観のワインを作れればという思いだそうです)等々頂きました。 写真のものは大阪のワインショップフジマルさんが手掛けるドメーヌ・デ・パピーユのデラウェア白。軽いですがその中にも旨みがありシャバシャバワインなどではありません。これかなり気に入りました。 こちらはフード。蒜山のイル・リコッターロさんや吉備中央町の吉田牧場さんのチーズ、それに井原市にあるensokuyaというお弁当屋さんのお惣菜です。お弁当屋さんといっても、管理栄養士の方が、地元の野菜にこだわり、科博調味料不使用で作っているというお店です。 優しい味わいで、日本のワインに合わせやすいフードたちでした。 実は、他に同じく井原にありますハジマリニというお店のチョコレートスイーツがあったのですが写真の撮り忘れです^^;赤ワインによく合いました。 この計画はあくまで主催者の方が夢見ているというものですが、その夢を共有する仲間は少なくないようです。また、ワイナリーを誘致するという計画も、別の方から出ていたりするようで、井原は今後ちょっと注目な街になりそう。 特区になるにせよ、大手ワイナリーを誘致するにせよ、ワイン産地としての岡山、ひいては中国地方の認知度を上げるうえで大きな存在になるでしょうし、品質の向上、観光客の誘致や地域振興等々色々と夢は膨らみます。 勿論、特区認定を受けるには相当な苦労があるでしょうし、その後のこともあります。大手ワイナリーの誘致にしてもそうそう工場を増やせるものなのかという事もありますね。 さらに、サッポロワインさんのベリーAはいいワインだと思いますが、他にどんなブドウを作るのか、契約農家からの買いブドウは使うのか、使うとすればワイン用に適したブドウを作ってもらえるのか等々気になることはたくさん。 ただ、岡山で、こういった考えを持ってくれ、そして、実際に動き出している方々がいるということが凄いなと。日本ワインファンとして、今後を見守りたい、何か協力できることがあればしたいという思いは持ちました。 にほんブログ村 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年04月10日 23時51分50秒
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