テーマ:ワイン大好き!(30818)
カテゴリ:帰省ネタ
さて、GWの帰省ネタといえばこちらも毎年恒例の鳴門市ドイツ館のドイツワイン祭りです。
今年も、5月の3、4、5日の三日間行われました。最終日に行くと、有料試飲ワインなど無くなっていることもありますので、今回はきっちり初日に行ってきました。 入口周辺も盛り上がっています。毎年ですがかなりの人出です。ただ、この日は徳島ヴォルティスのホームゲームと被っていたためか、例年よりは少な目だったかも。 入場は無料、試飲も基本的には無料ですが一部有料試飲の銘柄があります。これはもちろん有料^^ただ、それでも1杯700円とお手頃。 エゴン・ミュラーのリースリング・カビネット2011になります。色はレモンカラーで、香りはらしい柑橘やリンゴ、軽いオイルやマヨネーズのような雰囲気があり、加えて流石というべきかカビネットながら蜜のニュアンスが出ていました。味わいは、穏やかながら深さのある甘みと、それを後から追い抜く強靭な酸が印象に残りました。 まあ、流石のワインです。 楽天内にもありました。6000円を切るならなかなかですね。 また、今年初めて見たのですが、ゼクトオンリーの試飲ブースが。例年、ゼクトはあるのですが銘柄によっては試飲不可のものもあったのですが、今回はすべて有料(100~200円)ながらすべてのゼクトを試飲することができました! ラッツェンベルガーのバハラッヒャー・クロスター・フェルスタンテール・リースリング・ゼクト・ブリュットは久々に飲みましたが、キメの細かい泡や、リースリングらしい香りに加えての酵母っぽさなどありつつ、以前飲んだ時よりは果実味が抑え目で、酸の印象が前に出るかなりドライな味わいになっているなと感じました。 このイベントには、上記ゼクトを扱っているヘレンベルガー・ホーフさんなどのインポーターが参加していますが、ドイツ館のミュージアムショップに置くワインを扱う会社も参加しています。 そこが力を入れている生産者がsmw(ザール-モーゼル・ヴィンツァー・ゼクト)社。同社のスティルワインも多く出展されていますが、その名の通りゼクトを手がけているワイナリーということで、勿論このブースにゼクトがあります。 そこに、以前から気になっていた エルプリング・ゼクトがありましたので飛びつきました^^ヴィンテージは1991。熟成を感じさせる黄金色に、蜜や蜜蝋といったニュアンスがあり、味わいは果実味しっかりですが、穏やかな酸とエキス分、落ち着きを感じました。8000円くらいするようですが、これは価値のあるものを体験できたなと。 あと、実はシュペートブルグンダーの赤泡もあったのですがそれも結構良かったりしました。 こちらはそのドイツ館にワインを入れている会社のブース。ドイツを訪問して色々と、ここにしかないオリジナルアイテムを輸入されています。辛口甘口色々揃いますが、赤の扱いも多いのが印象的。シュペートブルグンダーを中心に、ドルンフェルダーなどもありますが、今回新入荷だったというサンクト・ロウレントは、なめらかな口当たりと明るい酸、ベリー系のニュアンスがありかなり興味深いワインでした。 こちらはヘレンベルガー・ホーフさんのブース。やはり、ゲオルグ・ブロイヤーやベルンハルト・フーバーは旨いですね。また、上記ゼクトを手がけるラッツェンベルガーも個人的にはとても好きな作り手です。 ただ、やっぱりフーバーのマルターディンガー・ビーネンベルク ムスカテラー・カビネットは素晴らしいですね…。またタイ料理に合わせたいものです。 今回も美味しいワインにたくさん出会えました。辛口白にもさっぱりしたものから、強いエキス分を持った力強いものまでありますし、甘口白は甘さの程度の差、また、例えば同じカビネットでも甘みと酸味のバランスの差があります。赤も、辛口はもちろん甘口もあったりして、ドイツワインもかなりバリエーションは多彩だなと。 最近はドイツワインの輸入量も減っているそうですが、この世界観を楽しまないのはやっぱり損してるよなー、と思いますね^^ 因みに、ドイツ館のイベントですと、8月の阿波踊りの時期にビール祭りがあるはずです。そちらは、様々なドイツビールが買える他、ワインも少し出ていますのでご興味お持ちになられた方は是非行ってみてください。そちらも参加費無料ですし^^ にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月21日 01時31分19秒
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