テーマ:ワイン大好き!(30795)
カテゴリ:ワインイベントに参加しました
岡山市中心部にあります自然派ワインのお店プレヴナン。その名の通り、ビオロジック及びビオディナミのワインしか取り扱っていないというお店です。
最近、お店の隣に飲食店を出されるなど、勢いに乗っているプレヴナンさんですが、イベント開催にも積極的で、岡山で人気の飲食店のみ歩きイベント「ハレノミーノ」や、中心部にある西川緑道公園等で開催されている満月barなどを立ち上げられています。 そして、お店として自然派ワインを前面に押し出したイベントとしてされているのが、表題の自然派ワイン夏のフェスティバルとなります。春にも大試飲会をやっていますが、それよりも大きな規模での開催です。 会場は、旧日銀岡山支店を改装して作られたルネスホール。そこに、イーストライン、W、ラヴニール、ディオニー、野村ユニソンの5社を招いて、それぞれの会社が各自のブースに6~8種類のワインを用意してくださっており、それを試飲させて頂くというスタイルです。 また、ワイン以外にフードブースも充実。岡山市内の6件の飲食店さんやパン屋さんが来場されており、その場で調理したもの等もご用意くださっています。こちらは、私もワイン会でよく利用させて頂いている中国料理はすのみさんのブース。 ワインに関しては、前売り4800円、当日5300円(あればですが)の入場チケットで飲み放題ですが、フードに関しては1品300~800円程度のキャッシュオンシステムです。ただ、前売り券を一定の期日までに買うと、フードの500円券が付いてきます^^ こちらははすのみさんブースで購入した子羊と岡山パクチーのクミン風味炒め。南仏系の赤などが多いラインナップでしたので、そういったものを意識されたのでしょうか。柔らかな子羊の旨みをクミン風味が盛り上げてくれます。そこに、香りのマイルドな岡山パクチーが加わることで、味わいに立体感が出ました。これお店のレギュラーメニューにあるんでしょうかね^^? 確かに、ラングドック・ルーションの、プール・ボワール2011の、果実味とスパイシーさにはよく合いました。因みにこちらのワインと料理、はすのみのシェフのお勧めマリアージュでした。流石ソムリエもお持ちのシェフです。 こちらは、岡山のJリーグチーム、ファジアーノ岡山のホームスタジアムであるカンコースタジアムの近くにあるイタリア料理店レオーニさんのランプレドット(牛の第4胃)のトマト煮込みです。まろやかでコクがありますが、脂っこさは無くスイスイ頂けます。ほんのりとした酸味も感じられ、優しいお料理でした。 イタリア同士という事で、ピエモンテのレ・グリーヴェ・モンフェッラート・ロッソと合わせてみましたが、力強さはありつつもしなやかでシュッとしたワインだったため、もう少し膨らみのある赤の方が、マリアージュとしてはベターかなと。 その他、ワインとして印象に残ったのは、Wさんのブースにあったアルザスのリエッシュのワイン。 ピノ・グリ・ナチュール2012、リースリング・ブランドルフト2012、カン・ル・シャ・ネ・パ・ラ・リースリング 2012、ニ・ヴュ・ニ・コニュ・シルヴァネール2007の4種がありましたが、どれも色は濃い目。カン・ル・シャ・ネ・パ・ラ・リースリングに至ってはリストにオレンジと書かれていました。まあ、これに関しては、皮ごと醸しているそうで、皮の色素が出ているため当然なのですが。また、香りも、スパイスや仄かな参加のニュアンスが共通項としてあるかなという感じです。 ただ、より強く印象的だったのは、どれも丸さ、柔らかさを持ちながらも、非常にきれいなつくりで、なめらかかつしなやかな質感や、きっちり辛口なところです。 最近、アルザスの白には果実味豊か、といいますか残糖してるのかなというくらいもう「甘い」と表現したくなるようなワインが多いイメージがあり、質感も、結構ファットだなという感覚がありました。 それはそれで悪くないのですが、厚みのある白ならオーストリーがあるし、より繊細で峻厳なドイツもあるしということで、ややアルザス離れしていました。これらのワインは、オーストリーともドイツとも違う、「フランス的辛口」を久々に感じさせてくれたように思います。 中々面白い経験となりました。来月は、アルザス・ドイツ・オーストリーの白飲み比べでもやってみたいところです。 にほんブログ村 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月13日 14時48分43秒
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