テーマ:食べ物あれこれ(50252)
カテゴリ:帰省ネタ
今回から恒例の帰省ネタです。年末年始にかけて例のごとく帰省しまして、今回は昨年8月にオープンされたというお寿司屋さんへお邪魔しましたので先ずはそれについてです。
徳島市中心部の飲み屋街は、老舗のバーや料理店も多いが、風俗店などもある秋田町や栄町といったエリアと、阿波踊りの会場にもなっている道路を挟んで反対側、検番などがあった富田町エリアにざっくりいうとわかれており、最近富田町サイドが、ちょっと落ち着いているという事で新規店増加中だったりします。 今回お邪魔させて頂いた鮨肴いさみさんも、そんな富田町サイドにあります。 店主の方はまだ20代、徳島にある老舗のお寿司屋さんの息子さんで、実家のお店や関西のお店で修業された後、奥様と二人で、やはり富田町のちょっと落ち着いた空気を求めて、オープンに至られたそうです。 価格はすべて表記されており明朗会計、店主の方も明るく気さくな感じでお話し下さり、非常に利用しやすいお店でした。若いお客さんも多いそうで、そういった方々の入り口的な機能も果たせればとの事でした。 味はしっかりしていて、十分そういったニーズを満たしていると思いますし、今後が楽しみなお店でした。 突き出しは煮貝でした。写真は店内混雑の為、店主に撮影の確認をとれておらずです。色も濃すぎず、旨みを活かした仕上がりでした。 コース的なオーダーも出来るのかもしれませんが、ハンパな時間に食べていたこともあり、軽く今回はアラカルトで。先ずはタコブツをオーダーしましたが、こちらも撮影できておらず。プリプリのタコは美味しかったですし、添えられているスダチを使うとああ徳島だなと。 続いて、煮アナゴ炙りです。撮影はここからスタートです。 アナゴに関しては、中々やはり岡山など山陽地域のものと比べますと徳島は残念なことも多いのですが、こちらは、ふわっと柔らかく仕上がっていました。まあ、岡山の本当においしいところにはちょっと届かないかなとも思いますが、価格がこれで1000円しないわけですからコストパフォーマンスは高いです。 続いて、ウナギの白焼きを串でというのがあり、1本からオーダーできたのでお願いしました。味付けはシンプルに塩、適宜スダチを絞るといった感じですが、これが皮はパリパリ、身はふっくらで脂も乗っており個人的にすごく好きでした。 三方で美味しい鰻を食べたばかりですが、徳島のウナギも中々どうして、いけます。 ここから握りを頂きました。徳島を代表する魚介の一つ、鳴門の鯛です。こちらは少し柔らかめの肉質でした。旨みは多く、穏やかな味わいでした。 シャリは、いわゆる江戸前ほどフワフワではありませんが、米粒がギュウギュウの大きなシャリでもなく。味も、甘すぎず、シャープ過ぎずという感じで、西の人でも楽しめるいい塩梅だったように思います。 続いて、ボウゼ=エボ(イボ)ダイへ行きたかったのですが残念ながら売り切れということでアジです。しかしこれが大当たり。プリプリの質感は、適度な密度のあるシャリと好相性で口の中でいいリズムを生み出します。臭み等全くなく、脂感も強すぎずで、アジの肉の旨さを楽しめました。 続いてより味の濃い方へ、と思ったのですが、ヒラメが美味いという会話が聞こえてきたのでついついヒラメです^^ アジ以上のプリップリでモチモチ感のあるヒラメは聞いた通りの旨さ。軽く昆布締めになっていたのか、旨みもたっぷりです。やはり、これもシャリとの相性がいいですね。 そして、マグロの漬けです。こちらも、モッチリ感のある食感が快適でした。味付けはやはりやさしく、魚の旨みを活かしつつ、醤油の旨みがその魚の旨みと一体感をもって感じられます。 最後にタマゴを持ってきましたが、甘さは控え目で、旨みを楽しむ感じ。卵焼き感がシッカリあって面白かったです。 これで、ビールと梅酒を頂いて4500円程度というのですから非常にお手頃。時間も17時半から24時ごろまでされているという事で、1軒目としてしっかり頂くもよし、2軒目として、或は〆として軽くつまむもよし、逆に、待ち合わせでバル的に軽くというのもよし、と非常に使い勝手のいいお店が出来てくれたなと思います。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月12日 23時43分53秒
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