テーマ:ワイン大好き!(30793)
カテゴリ:オーストリーワイン
今回も続けてオーストリーの白です。産地もやっぱりブルゲンラント。 ヴァイサーシーファー2012。生産者ウヴェ・シーファーは元々レストランのソムリエだったそう。その後、故郷のアイゼンベアクでワイナリーをゼロからはじめ、あっという間に国内外で高い評価を得るようになりました。アイゼンベアクの土壌は粘土やローム、鉄鉱石など様々なもので構成されており、シーファーの畑はグリーンスレートや石英の多い土壌のようです。 セパージュは、ヴェルシュリースリング85%、ヴァイスブルグンダー10%、グリューナー・ヴェルトリーナー5%。価格は、写真のお店で3758円。 色は黄色。薄いですがツヤ感はあります。 香りは、ハーブっぽさやオリエンタルスパイスないし若干の漢方っぽさといったような要素を感じます。そこに、バニラやカラメル的な甘い雰囲気や、洋ナシ、リンゴ、かりん、イチゴ、それに若干の南国フルーツっぽさといったようなフルーティさが加わります。また、ユリ的な大きな白い花っぽさもあったでしょうか。 味わいも、香りに似合った果実味中心のもの。トーンの低い果実を軸に、旨み、苦味、さらに塩気のようなミネラル感を伴う酸が加わります。酸は果実等に比べますと大人しいですね。ボディはミディアムライト。ミネラル感があり、クリアーで真っ直ぐな印象を受けます。ただ、硬質という程ではなく柔らかさはありました。 食事との相性では、これもやはり肉系いいですね。 これにも豚肉のパテを合わせてみましたが、豊かな果実味と軽い苦味、その奥の旨みが、パテの塩気や旨みによくマッチしました。 また、醤油味の鶏の半身揚げにスダチをたっぷり絞って合わせてみますとこれが中々。香りのオリエンタルな雰囲気に醤油+スダチが妙にしっくりきますし、肉の旨み、衣の油&肉の脂、しょうゆのコクに対しても、ワインの果実味を中心としたボリューム感がよく受け止め、一体感を見せてくれました。 これもまた、インパクトのある1本でした。最近、今までとは違うオーストリーワインが結構輸入されてきており、一度まとめて飲む機会を作らないといけないなと考える次第です。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月10日 12時04分15秒
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