テーマ:ビールを語ろう(2297)
カテゴリ:帰省ネタ
前回からの続きです。
ドイツ館のドイツビールも瓶が基本。ただ、サーバーもあり2種類生がありました。 瓶ビールのラインナップとしては、前回記事にしましたあすたむらんどでのドイツビール祭りと被っているものも結構ありますが、まあ、クロムバッハーやダブ・オリジナルといった所はある種ドイツビールのイベントでは基本ともいえますし、しょうがない部分もあるでしょうかね。因みに、生ビールはレーベンブロイと、ケーニッヒ・リードヴィッヒ・ヴァイスビア・ヘル。ケーニッヒの方を試飲させて頂きましたが、やや硬質感があり、爽やかで飲みやすいビールでした。 しかし、ここでの最大の目的はドイツビールではありません(試飲も少なかったですしね)。徳島県の上勝という地域は、最近Iターンなどでにぎわっている地域です。徳島市の南西に位置する山間の町で、葉っぱビジネスのいろどりでも有名になりましたね。 そこに今年、ブルワリーが完成しました。RISE&WIN Brewingというこの会社(ライズ&ウィンで上勝ですね^^;)、以前帰省した際にタウン誌で見てから興味があったのですが、いかんせんちょっと遠いのでどうしようかと思案していたところでした。それが、このドイツビール祭りに参加するという事でしたので、これは是非行ってみたいと今回の遠征になったのでした。 ビールはペールエールと白ビールの2種類。他にも瓶入りのものもあったようですが既に完売。 今回、上勝からはビールに加えジビエソーセージ(鹿肉だったようです)が来ており、それも食べたかったのでブルワリースタッフさんにペールエールとホワイトどっちがいいか聞いてみたところペールエールがおすすめとの事で、そちらを頂きました。 ビールは結構しっかりドライ。スパイスを用いているという事で、香りには複雑さもありました。泡はきめ細やかですが勢いがあり、よく冷やして頂くとこの季節にはやはりバッチリですね。ただ、飲みごたえを感じるボディ感もあるので、季節が進んでからもそれはそれで楽しめそうです。 鹿ソーセージは、やはり鹿肉という事で食感は肉々しいですし、ワイルドな香りもありますが、旨みバッチリですし皮のパリッと感も中々のもの。ちょっとニンニク強めではありますが、いい塩梅に出来ているなあと。 折角なのでホワイトも頂きました^^ 上勝ではゼロウェイスト運動という、ごみを出さないことで環境を保全していこうという活動を行っており、このブルワリーもそういった哲学を持っています。この白ビールには香りづけに、地元の特産品であるユコウという柑橘の皮を用いていますが、その皮も今までは廃棄されていたものだそうです。 柑橘香がガッツリ香る!という感じではありませんが、白ビール独特のフルーティさの中に何がしかの爽やかなニュアンスを感じることは出来ました。味わいは、こちらも結構ドライで、スッキリしていますがパンチが弱いという事はありません。夏場には100点なアイテムですね。 鳴門市には大谷焼という焼き物がありますが、こちらではその大谷焼によるビアマグの展示販売も。なかなかしっかりしており、素朴な中に味わい深さもあって1つ欲しいくらいでした。 どちらのイベントも楽しめました。あすたむらんどで行われた方は、ビールは勿論ワインも充実。あと、ビールとワインの試飲も充実していました。また、対応してくださるのがプロの方々なので、色々なお話を伺えるのも面白いところかと思います。 一方、こちらドイツ館の方は生ビールの存在が大きいですね。後はフードブースでソーセージなどが頂けるのもうれしいところ。会場内にはテーブルとイスがあり、座って頂けます。瓶ビールも、試飲は少ないですがその場で開けてもらって飲むことは出来ます。 どちらも面白い企画ですから、上手く共存して、鳴門をドイツビールで盛り上げていってほしいものです。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月27日 16時11分49秒
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