テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:オーストラリアワイン
今回はワインはワインでもポートワイン、それも、オーストラリア産です。 エイト・カラット・マクラーレンヴェイル・5年。生産者はピラミマ・ワインズ。南オーストラリア州で1892年に創業した、オーストラリアの中でも歴史のあるワイナリーです。マクラーレンヴェイルの砂利質な丘陵地や粘土質の平地で、シラーズやグルナッシュといったローヌ系品種や、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、プティ・ヴェルドといったボルドー系品種を栽培しています。 本ワインはポートワインですが、シラーズとグルナッシュというセパージュ。実は、ピラミマは1900年代初頭からポート作りを行っているそうです。価格は、2600円程度のようですが楽天内には無し。 色は鮮やかなガーネット。透明度も低いですがありますし、赤さを感じる色合いです。 香りはプラムやブラックベリー、それに様々なベリーフルーツのジャム、干しブドウ、ドライプルーンといったような濃さのあるフルーツのニュアンスがしっかり。そこに、腐葉土系の土っぽさやシナモンやクローヴなどの茶色いスパイスが加わります。また、時間と共に赤ベリーやチェリー、それに赤ベリーのドライフルーツといった、赤いニュアンスが強まったのは興味深いところでした。 味わいは当然甘いです。そこに、19度のアルコールからくるアタック、少々の渋味がといったところ。酸味は、後口にかけて面影を残す程度の存在感といった所。ボディはミディアムフル位で、濃くて重い!みたいな質感ではありません。口当たりは存外クリアーさがあるもので、まろやかでもあります。 こういうワインですので、今回はブルーチーズといちじくをつまんだくらいですが、ブルーチーズはややクリーム感強いタイプだったもののよく合いました。やはり、その塩気、青カビの香りと辛み、そしてクリーミーさが、ワインの深い香りや甘味によく合います。 一方、イチジクは熟しきった甘いものでしたが、甘みや香りの面でまずまず引き合いを見せてくれたでしょうか。 また、今回ちょっと変わった飲み方もしているのですが、それは次回のエントリーにてという事で^^ ポートワイン、デザートワインとしてはイマイチ認知度に掛けるかなあと思いますが、イギリスでは大変な人気だった時代もありますし、やはりその深みというのは独特の魅力があるかなと。 もう少し認知されてもいいアイテムだとは感じています。今回のものは、赤いニュアンスも出てとっつきやすいでしょうし、一方でシラーズ&グルナッシュによるポートという珍しさもありますので様々な方に試してもらいたいワインです。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月16日 18時02分58秒
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