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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2015年10月03日
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カテゴリ:アメリカワイン

今回はアメリカ、オレゴン州のピノ・ノワールです。
プラネット・オレゴン・ピノ・ノワール2012。生産者はソーター・ヴィンヤーズです。アロウホやスポッツウッドなど、カリフォルニアで様々なカルト・ワイナリーを手がけた醸造家トニー・ソーター氏のワイナリーです。カリフォルニアで長年コンサルなどを行い高い評価を得た後、オレゴンへ渡りました。カリフォルニアではカベルネ・ソーヴィニヨンで名声を得ましたが、新天地ではピノ・ノワールなどをウィラメットヴァレーのダンディを拠点に手がけています。
価格は、写真のお店で2700円ですが既に完売。

は暗めのルビー。透明感はありますが、黒さや紫感があります。

香りは、最初は閉じ気味ですがそれでもイチジクやザクロ、ラズベリー、イチゴといったフルーツ感はあり、そこにカラメルや茶色いスパイスっぽさが加わる感じ。それが、時間と共に段々とオレンジっぽさや黄桃、柿っぽさといったような雰囲気が出てきて、さらに、下草や乾燥ローズマリーなどのハーブっぽさも感じられるようになりました。

味わいは流石冷涼なオレゴンというべき酸しっかりなもの。乳酸系のしっとりしたものですが口全体に広がる印象。そこに、果実味がぴったりと寄り添い、全体としては割とジューシーな印象。旨みもあります。渋みは大人しく、後口にかけてタンニンの質感と共に軽く主張する感じ。ボディはライト。クリアーな質感です。

食事との相性では、やはり鶏です。
照り焼きチキンを合わせますと、ソースの甘辛さにも負けず鶏の旨みを磨き上げてくれます。また、鶏ももを根菜と共に煮てみますと、やはり鶏の旨みとよく結びつきます他、鳥の旨みを吸ったニンジンやゴボウとも馴染んでくれます。特に、ゴボウの土っぽさは行けますね。
ということで、鶏の炊き込みご飯なんてどうかなと思いましたがこれもヒット。鶏の香りと旨みが全体にいきわたっているおかげで、相性はお米でも油揚げでも何でもOK。また、醤油や昆布だしとの相性自体も悪くないようです。
あと、フライドチキンですと流石に油に負けるかなと思いましたが、こちらも問題なし。ミネラリーなボディの質感のおかげで油を上手く乗り越えてくれ、その奥にある鶏の旨みをやはり引き出し盛り立てててくれます。

果実味の存在感もある、しかし、酸の印象が強くバランスもいい、オレゴンらしいピノ・ノワールでした。このくらいの価格帯でこういったオレゴンピノに出会えたというのはうれしいところです。

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最終更新日  2015年10月04日 22時10分45秒
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