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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2015年12月06日
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10月末に、サントリーさんにお招きいただき東京で開催されたオーストラリアワイン「ヤルンバ」のイベントにお邪魔させて頂きましたが、またまたお誘いを頂きました。

今回のテーマは日本ワイン。今夏開催されました日本ワインコンクールにて、サントリーさんのワインが金賞4種を含む計24アイテムが何らかの賞を受けられたという事で、それを記念して、金賞受賞の4種類のワインを、日本料理と共に試すというものでした。
一応、日本ワインを愛する会認定日本ワインマスターである身としましては、このイベントを見逃すわけにはいか無いという事で、今回もお邪魔させて頂きました。

会場は、新宿にあります土佐料理 祢保希。野村ビル50階にあり見事な夜景でした。
また、徳島出身者としては、同じ四国の料理ということで非常に楽しみでした。

飲んだワインは以下の4種です。また、個別に記事に出来ればと思います。

1、ジャパンプレミアム・津軽シャルドネ2013
青森のワインの金賞受賞は初めてとの事です。2013年は洪水にまでなった大雨の年だそうで、果実味等は正直厳しかったが、その分新プレス機によるホ-ルバンチプレス=房ごと圧搾により、香りを活かした造りを目指したのだそう。確かに、かなり繊細なワインでしたが特徴のある香りは出ていました。

2、登美の丘・メルロー&カベルネ・ソーヴィニヨン・ロゼ2013
こちらは、登美の丘ワイナリーのワイナリー長でいらっしゃられる渡辺さんがフランス・ボルドーへ行かれていた際、現地のワイナリーが作っていたロゼを見ていつか作りたいと考えていたというスタイルのもの。セニエ果汁を樽発酵させ、それを後にアッサンブラージュするという作りです。華やかでキレイな酸もあり、出色のロゼです。

3、ジャパンプレミアム・塩尻メルロ2011
こちらは長野・塩尻のメルローです。同地域内の様々な畑のブドウを混ぜているタイプ。サントリーは、登美の丘ワイナリーの他塩尻ワイナリーも所有しており(加えて、新潟の岩の原は系列なのだとか)、やはり、長野という土地は外せない場所のようです。クリアーで、赤いフルーツの印象があります。

4、ジャパンプレミアム・岩垂原メルロー2012
岩垂原は、すっかり有名産地な桔梗が原の川を挟んで対岸の土地だそう。その岩垂原の地で、赤玉時代からのお付き合いだという契約農家の山本さんが、わずか0.6ヘクタールの畑で作っているブドウを原料とするスペシャルキュヴェです。黒果実系の雰囲気が出ており、成程流石の凝縮感です。

今回は、上記ロゼのところで少し触れさせて頂きました、ワイナリー長の渡辺さんもご来場され、様々なお話を伺えました。
サントリーでは自社畑は2~3割、その他は契約農家さんだそうで、その自社畑の中では赤系品種が6割、白系品種が4割なのだそう。自社畑では、傾斜を活かし、さらに排水を高めるため草生栽培を実践しています。
一方、契約農家は青森・津軽、山形・かみのやま、長野の高山村・安曇野・塩尻、そして山梨の6か所にあるそうで、品種の検討や栽培指導は勿論、ワイン作りに関する意見交換を行うなどかなり緊密に連絡を取り合っているそうです。

サントリーでは現在、様々な産地のブドウを用い、日本ワインの可能性を追求するジャパンプレミアムシリーズと、発祥の地ともいえる登美の丘の個性を引き出す登美の丘シリーズをリリース。ジャパンプレミアムシリーズではフランス・ボルドーでワインディレクターをされている方の協力なども得ているそう。
今では様々な事業を展開されているサントリーさんですが、スタートはワイン作りだったという事で、世界に誇れる、サントリーならではのワイン作りをこれからも目指していきたいとの事。是非是非、応援させて頂きたいものです。

サントリー日本ワインブランドのページはこちら
受賞ワインのAmazonページはこちら

  • KIMG0006.JPG

今回は、まず最初に4種全てを注いでいただけましたので、各お料理にそれぞれを合わせてみました。減って来たら直ぐ足して頂けますので飲みすぎ注意^^;

  • KIMG0008.JPG

前菜はクエの皮せんべい、アワビの山椒煮、乾しイチジク胡麻クリーム。皮せんべいはパリパリで香ばしいです。アワビはちょうどいい食感。イチジクは、ゴマクリームの塩気とまろやかさにバッチリ。イチジクの白和えをよく作りますが、やはりクリーム系とイチジクの相性は鉄板ですね。

  • KIMG0010.JPG

椀物は鯨うねす沢煮。鯨のコクと脂が出ており、非常に深い味わいのお椀でした。白かなと思いましたが、これは色の濃いワインを合わせて何ぼですね。

続きます

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最終更新日  2015年12月15日 00時16分56秒
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