テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:アメリカワイン
今回はカリフォルニアのピノ・ノワールです。らしさはありつつも価格は比較的手ごろな1本。 ピノ・ノワール・サンタ・バーバラ2013。生産者シーグラスはサター・ホームを筆頭とするトリンケロ・ファミリー・エステートの一員です。海岸で見られる、波に洗われて角が丸くなったガラス辺、シーグラス。美しいシーグラスを見つけた時の喜びの様に、このワインを見つけてほしいという事でのネーミングだそう。モンテレーやサンタ・バーバラでブドウを栽培し、ワイン作りを行っています。 価格は、写真のお店で1933円。 色はルビーというには暗さがあり濃いガーネット位でしょうか。ただ、透明度はあります。 香りはラズベリーやチェリーといった赤いフルーツ、ブルーベリーやプラムといったより色の濃いフルーツ、さらにはベリーのジャムといったフルーティさいっぱいのもの。また、香ばしさもあり、それがフルーティさと相まってキルシュタルト的な雰囲気も。その他、トーストやカラメルといったものも感じられたでしょうか。 味わいは、やはり香りに似合ったフルーティなもの。果実味がしっかり存在感を見せます。酸はトーン低目で果実味のサポート役といった所で、穏やかな渋味と共に全体のバランスを整えているといったところでしょうか。ただ、意外とミネラリーさはあるかも。ボディはミディアムで、口当たり滑らかも丸さ、膨らみのある感じ。 ある程度のボリュームもあるので、赤身の肉でも行けました和牛のローストビーフをつまみますと、肉の塩気や旨みにワインのしっかりした果実味や渋みがよく合いますし、脂分もある程度ありましたところ、そのまろやかさにワインの膨らみのある質感がこれまた馴染む感じ。ソースはグレービーでしたが勿論喧嘩などしません。 あとは、焼き鳥もいいつまみでした。タレのモモとネギマを合せましたが、肉の味わいにはもちろん、甘辛いタレにも行けますね。特に、タレとは味わいは勿論フルーティな香りも結構はまっていました。 カリフォルニアのピノ・ノワールらしいフルーティで華やかなワインでした。このくらいの価格帯で、そのらしさをある程度ちゃんと感じられるというのは中々ありそうでないなと。 あと、意外にミネラリーさもあるので、今の時期脂の乗ったブリなど魚介系にも合わせてみたかったところです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月19日 23時15分15秒
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