テーマ:ワイン大好き!(30785)
カテゴリ:アメリカワイン
先日の岡山ワイン協会ワイン会で頂きました独自輸入ワイン、続いてはシャルドネです。 ミドルシスター”スマーティ・パンツ”シャルドネ。スマーティ・パンツとは「うぬぼれ屋」という意味があるそうで、このワインのキャラクターとして、うぬぼれ屋でトラブルを愛する、といった感じの設定がなされているようです。度数は13.5%と、ピノ・グリージョの13.0%やソーヴィニヨン・ブランの13.1%よりは少し高めになっています。 色はツヤ感のある黄色。樽のかかったカリフォルニアのシャルドネだなあという印象です。 香りはホワイトチョコっぽさやハチミツのニュアンス、それに若干のスモークといったものが感じられ、樽の存在感を感じます。ただ、そこまでごついという感じではなく、落ち着きのある出方ではあります。そこにアップルパイ、メロン、洋ナシ、それにパイナップルなどの黄色いフルーツや、レモン、オレンジ、ミカンなどの柑橘、それにオレンジピールといった柑橘の皮っぽさといったフルーティな各種要素が加わってきます。 味わいは勿論果実味主体のジューシーなものです。まろやかな果実味が拡がり、そこにしっとり系で柔らかな酸が加わります。また、ボディはミディアム位の量感はあるものの、口当たりも柔らかで、強さは無くしなやかな感じ。広がりや膨らみを感じる、華やかな印象を受けるものでした。 資料でのお勧め料理は、クラブケーキ、チキングリル、シーザーサラダとの事でした。 クラブケーキは食べたことがありませんが、成程、蟹のハンバーグとでもいうような感じのようですね。レモンを絞っていただくそうですが、確かによく合いそうです。 チキングリルとシーザーサラダはまあ間違いないでしょうね。チキンの旨みにワインの味わいの強さがよさそうですし、シーザーサラダのドレッシングやクルトンの香ばしさにも馴染んでくれそうです。 色々合わせられそうですが、やはり、個人的にはカリフォルニアのシャルドネにはフライドチキンを合わせてみたいですね。味わいの部分は勿論、皮の香ばしさやスパイシーさとワインの樽+フルーツな感じがよく合うのではないかなと。 カリフォルニアのシャルドネも、最近は世界的なエレガントブームの影響もあってか樽を抑えた、ある種冷涼さすら感じさせるようなタイトな作りのものが増えている印象がありましたが、こちらはある程度樽の存在感のある作りでした。 ただ、そこはやはり、樽ばっかりのコッテリ、という感じではなく、あくまでも華やかに、そして酒質にはしなやかさも感じるという、現代的なカリフォルニアの樽シャルドネといった趣だったかなと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月30日 12時40分56秒
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