テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:アメリカワイン
今回の岡山ワイン協会ワイン会でのオリジナルワインはカベルネ・ソーヴィニヨンです。カリカベらしい華やかなスタイルですが、意外と味は落ち着いています。 ミドルシスター”ミスチーフ・メーカー”カベルネ・ソーヴィニヨン。ミスチーフ・メーカーとは問題児という意味。裏ラベルには、成程、皮のパンツで結婚式へ行くだとか、髪の色を靴下を変えるように変えるだとかいった事が書かれており、このワインはエチケットのキャラの様に破天荒なヤツという設定のようです。ただ、トラブルを愛し、人々に愛された、とも書かれており、そういった愛すべき問題児、といった感じであるようです。 アルコール度数は13%と意外と大人しい目。 色はガーネット。黒さはありますが、透明度もあり、底が見えない、といったタイプではありません。 香りはチョコやココア、カラメル、それに若干のトリュフっぽさといった黒いニュアンスが感じられます。また、フルーツでもダークチェリーやプラムなどやはり色の濃い要素が。ただ、ベリー感もあり、赤ベリーやブルーベリーなどのドライミックスベリーのような感じです。その他、洋酒ないしマラスキーノチェリーやなめし革っぽい雰囲気も。 味わいは確かに果実味中心です。ただ、その果実味は結構丸く柔らかなものでべたつきやゴツさはありませんし、赤ベリー系の明るい酸がキュッと入るのでトータルではジューシーといった感じ。また、時間とともにこの酸の印象は増し、よりバランス型の味わいになっていきます。ボディはミディアム。クリアーさ、滑らかさのある石清水系の口当たりで、少々のハリもあります。 資料には、ステーキ、BLTサンド、チーズマカロニがお勧め料理として挙げられています。 ステーキなら、このしなやかさのあるワインには赤身系がよさそうですね。牛なら、部位はフィレでしょうか。ソースにはブラウンソース、あるいはもう塩コショウだけくらいがよさそう。個人的には、鹿のローストなんかも面白いのではないかと思いました。 サンドイッチやチーズマカロニもいいでしょうね。そこまで重いワインではないので、軽めのものにも合わせやすそうです。パスタ系は色々試してみたく、ブルーチーズのペンネやお肉のラグーなどもよさそう。 あと、脂の強い・味の濃い魚にもいいかもしれません。マグロのカブト焼きとかブリのカマ焼きとか合わせてみたいかも。 カリフォルニアと言えば強さ、濃さのあるカベルネ!というイメージでしたが、こちらはらしい果実味の強さはありつつも、全体としては割と抑えの利いた感じです。 これ以外に、メルローと何故かアルゼンチンのマルベックが辛口赤としてあるのですが、メルローと比べても大人しい印象でした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月02日 23時40分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカワイン] カテゴリの最新記事
|
|