テーマ:ワイン大好き!(30784)
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先日の岡山ワイン協会ワイン会でお披露目されました独自輸入ワイン、今回で辛口も最後になります。 ミドルシスター”ワイルド・ワン”マルベック。キャラクターはワイルド・ワン=おてんば娘だそう。人と違う事をする、おてんばで、それでいて皆に愛されるといった感じのようです。その心は、スパイシーで美味しい赤ワインはあなたのルールを破るかもしれない、例えばこのワインと魚を合わせたくなるような、との事。 もっとも、このワインが何より「おてんば」なところは、カリフォルニアのワイナリーながら、アルゼンチンのマルベック100%なところでしょうね^^; 色は赤黒いです。他の銘柄とはやはり一線を画す黒さで、透明度も低いです。 香りはブラックベリー、ブルーベリー、それらのドライフルーツ、さらにプルーンやプラムといった、色の濃いフルーツのニュアンスが出ており、そこにヨードや黒い土っぽさ、ドライトマト、紫の花、茶色いスパイスといったものが加わります。また、軽いナッツっぽさや干し肉、ミネラルといったものも。 味わいはバランス型。果実味が中心ではありますが、アルゼンチンらしい重くなく、やや控え目さのある穏やかな果実味です。そこに、それに拮抗する程度の、乳酸系の柔らかい酸が乗ってくる感じ。旨みの強さは印象的でした。また、渋みは後口にかけてしっかり。ボディはフル。口当たりは丸いですが、目の詰まった印象は受けます。 資料には、牛リブグリルのチリソースや羊の串焼きとの相性がいいと書かれていました。 まあ、アルゼンチンと言えば世界屈指の牛肉を食べる国ですし、牛肉との相性は間違いないでしょう。チリソースというのが面白いですが、ヨードっぽさやスパイシーさ、トマトっぽさなど合うのかもしれません。その他、トマト煮込みなどもいいでしょうし、和風にドテ煮やぼっかけなんかも面白いかも。 また、ラムにももちろん行けそうです。串焼きは勿論、ジンギスカンとかでもいいかも。玉ねぎの甘みにもはまりそうです。 おてんば娘という割にはブドウ畑の標高も高いのかな、という落ち着きも感じるようなワインでした。ただ、それはカリフォルニアワイン達との印象の違いという部分も大きいかなとも思いますが。 アルゼンチンらしさをきっちり感じられ、今回の中ではある意味非常に印象に残る1本ではありました^^ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月06日 23時32分59秒
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