テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:アメリカワイン
先日の岡山ワイン協会ワイン会でお披露目されました協会独自輸入ワイン、続いては赤の甘口。 ミドルシスター”スウィーティー・パイ”レッドワイン・ブレンド。ブレンドの名前の通り、幾つかの品種を合わせたものになりますが、セパージュは秘密だそう。スウィーティー・パイとは「かわい子ちゃん」といった意味だそうで、このワインのキャラ設定としては「世界は甘くておいしい」といった感じになるようです。 色はガーネット系で暗め。透明度はさほどありません。 香りはクランベリーなどの赤ベリー、さらにそれら赤ベリーやブルーベリーなどのドライフルーツ、干しブドウ、ダークチェリーといったフルーツ感と、カラメルやカスタード、黒蜜といった甘いニュアンスがよく感じられるものとなっています。また、そこに茶色いスパイスやバルサミコっぽさ、それにココナッツやクルミ、クリといったような要素も加わります。 味わいは甘口。赤の甘口だけあって、甘さのトーンはやや低めです。酸がしっとり系で大人しいというのもその印象に影響してはいると思います。渋みの印象は割としっかりあり、その渋みが酸を引っ張る形で甘みとのバランスを取っている感じ。口当たりにタンニンの印象もあります。ボディはミディアムで柔らかい感じ。 資料によれば、ソーセージやミートローフとの相性がいいとの事ですが、成程、加工肉系には面白いかもしれません。 他にも、甘辛い味わいのチャーシューなども試してみたいところですし、肉は肉なんだけれど、辛口の赤には少し軽い、といったような豚肉系のものはいいつまみになりそうです。 あとは、べたですが鴨肉などをベリーなど甘い系のソースで食べる、なんて時にも合わせやすいのかなと。 赤の甘口、結構いろいろありますが、このワインはイメージとしてはドイツのドルンフェルダーが近いかなあといった感じです。ココナッツっぽさやカスタードのニュアンスなど、そこはやはりカリフォルニア、と思わせる要素は勿論しっかりありますが。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月11日 05時59分51秒
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