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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年03月03日
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昨年もお誘いいただいた、サントリーさんのブロガーイベント。今回も、2016年1回目の企画にお誘いいただきましたので、参加させて頂きました。

テーマは、前回に引き続き日本ワイン。特に、登美の丘シリーズをフィーチャーしたものでした。近年の日本ワインの盛り上がりを受けて、サントリーさんも自社の日本ワインをもっとアピールしたい、という思いはお強いようです。やはり、ワインメーカーとしてスタートされている事もあり、その辺の意識・思い入れはかなりのものだという部分が前回今回で伺い知れました。

今回は、生産研究本部の高谷さんがご参加くださり、色々なお話をして頂けました。高谷さんは、以前は登美の丘にいらっしゃり、2011年からはチーフとなり、昨年の4月までワイン造りに携わっていらっしゃったそうです。

お話の中で印象的だったのは、まず、サントリーは日本ワインの生産者としては、実は規模的には中堅クラスだという事。勿論、母体は大きな会社ではありますが、ワイナリーとしては生産本数等決して最大級ではないそうです。大手というイメージがありましたのでその辺は意外でしたが、今後はより力を入れていかれるのかもしれませんね。
次に、日本国内で栽培されているワイン用ブドウ品種の統計のお話があり、甲州とマスカット・ベーリーAの生産量が多いのはイメージどおりでしたが、次に多いのがナイアガラ、そしてデラウエア、コンコードと続くという所。これについては、やはり岡山にいますととんと縁のない品種ですからね^^;
また、登美の丘の自社農園で、かなり細かい区画に分けて様々な品種を栽培しているという点も驚きでした。定番のメルローやシャルドネは勿論、ビジュノワールやリースリングイタリコ、さらには自社開発品種であるリースリングフォルテといったものを、畑の環境を考慮し様々栽培されていて、10年をめどに植え替えるなど試行錯誤を続けている状況との事でした。
それに関連して、サントリーと言いますと、シャトー・ラグランジュへの経営参画も有名ですが、技術的な交流もやはりあり、色々とアドバイスを受けていたという事、そして、今では日本らしいワインを作ることを志向しているというお話も伺えました。
あと、シャルドネの畑は9区画あり、棚栽培や垣根栽培、遅摘みなど色々されている中に、なんとビオディナミを実践している部分があるという話には大変驚かされました。

実は、今回のイベントに引き続き、3月には登美の丘への見学もご企画頂いていまして、その畑も実際に見られることになりそうです!ビオの話や品種の話等、色々と詳しく伺えればなあと思っています。

さて、会で頂いたワインは以下の3種です。その内、登美の丘・赤2012に関しましては先日記事にしたばかりですので、白2つを個別記事にしたいと思います。

なお、サントリーの自社日本ワインページはこちら

1、登美の丘・甲州2014
先ずは甲州です。こちらは、ワインの58%が樽熟成のものという事だけあって、まったり感の強いものでした。2014年は天候面でかなり苦労されたようですが、遅摘みにすることでいいものに仕上がったとの事。

2、登美の丘・シャルドネ2013
続いてはシャルドネ。ただし、ビオディナミのものではありません。樽熟成のワインは45%、残りの55%はタンク熟成でそれを合わせています。2013年はいい年だったそうで、樽45%でも厚みや華やかさを感じられました。

3、登美の丘・赤2012
こちらは、個別記事を書きませんのでここで少し触れておきます。先日記事にしたものと比べますと、少し柔らかい印象でした。抜栓して少し時間をおいてくださっていたのかもしれません。香りにはキルシュタルトや小豆感がより強く、味わいも渋みがやや大人しい感じでバランス感が際立っていました。

このワイン、会でのお料理では、ステーキとの相性が良かったのは当然として、お刺身のマグロ、特にトロの部分とはよく馴染みましたし、他に脂の乗った、甘みのある銀だら西京焼きにも、脂との相性の良さを見せてくれました。
また、ホタテのバター焼きがあり、非常に素材の甘味の強いものだったのですが、その甘味、そしてホタテの弾力に、なんとこのワインよく合いました。バター焼きという事で、香り面での相性も助けになったのでしょうが、生臭み等全く出ず、ホタテの濃い甘みにワインの各要素が上手い事組み込まれて一体感出ていたかなと。
バランスがよく大人しい目で、白二つに比べるとインパクト面には欠ける印象ではあったかもしれませんが、その分食事との相性はかなり幅広いようで、まさに食事と合わせて何ぼというタイプなのかなと。

さて、そのお料理を頂きました会の会場は、六本木の瀬里奈本店さん。ゴージャスかつシックな雰囲気で、一流のお料理を頂けました。

  • KIMG0378.JPG

前菜は、ごま豆腐生うにのせ、法蓮草とわらびのお浸し、特選牛炙り寿司。このうち、炙り寿司は小腹がすいていたこともありお米を食べたかったので、ワインに合わせず先に食べてしまいました^^;肉の旨み甘味を堪能できました。ゴマ豆腐とお浸しは、それぞれ食感のよさがあり、加えて出汁も美味しいなと。

  • KIMG0382.JPG

お造りはマグロと鯛。口当たりがいいですね。マグロは、3切れありましたがそれぞれ脂の感じが異なっており、部位が違ったのかなと。3切れそれぞれ合わせるワインを変えてみました。

  • KIMG0383.JPG

今回も、ワイン3種を同時に注いで頂く形でした。各ワインを各お料理に合わせられるので、マリアージュをあれこれさがせたのが楽しかったです。

  • KIMG0385.JPG

続いては盛り込み料理4品。こちらはカニサラダとホタテのバター焼きです。このホタテの甘さは本当に強いものでしたし、食感もプリップリ。

そろそろ文字数に引っかかるので続きます

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最終更新日  2016年03月06日 00時19分47秒
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