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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年07月01日
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カテゴリ:アメリカワイン

今回のソーヴィニヨン・ブランの飲み比べ会のワインはカリフォルニア。正確には、ソーヴィニヨン・ブランの亜種であるソーヴィニヨン・ムスクのワインです。
エレガント・ハート・ソーヴィニョン・ブラン・グレート・オークス・ヴィンヤード2014。シャトー・イガイ・タカハは、兵庫県のご出身である杉本夫妻が手掛けています。家紋である違い鷹羽=chigaitakahaを区切ってシャトー・イガイ・タカハと読みます。拠点はサンタバーバラで、このワインのブドウの作られるグレートオークス・ヴィンヤードも、サンタバーバラのサンタイネズヴァレーにあります。ワインメイクはトランセンド・ワインズのケネス・ガミア氏に依頼、ステンレスタンクでマロラクティック発酵は無し。
価格は、写真のお店で3888円。

は薄い黄色。今回のワインの中では最も淡い色合いとなっています。

香りは白コショウや白い花、マジパン、それに石灰的な要素など、白いニュアンスをよく感じました。また、リンゴやモモ、メロン、マンゴーやパッションフルーツなどの南国フルーツといった華やかなフルーツ香が印象的です。柑橘としては、オレンジピールなどが感じられたでしょうか。加えて、ちょっと蜜っぽさも。ソーヴィニヨン・ムスクの特徴としてはハーブや若草のニュアンスが出にくい事があるそうで、確かにそういった要素は感じなかったかなと思います。

味わいは開けたては結構ドライな印象。時間経過や温度上昇によって果実味は膨らみますが、それでも決してごついものではなく、基本は辛口です。そこに、旨みや、まったり系ながら強さのある酸が入ってきますね。また、アルコールのアタックは結構感じられました。ボディはミディアムライト程度。柔らかさ、丸さを感じますが、その中に芯がありしなやかさな印象を受けました。

会では、ホロホロ鶏のところで飲みました。
肉質がしっかりしており、味の強いホロホロ鶏には少々押され気味でしたが、それでも香りの華やかさやアルコールの力感のおかげでまずまずの相性。肉の旨みと塩気が、上手く口を切り替えてくれ、一方でワインが肉の味わいを綺麗に切ってくれるという感じでしょうか。
その名の通りエレガントな味わいですので、魚に合わせた方がよりいい相性だったかもしれません。焼きやてんぷらなどの火の通ったものは勿論、お寿司などの鮮魚系でも面白そうです。

華やかな香りながら落ち着いた味わいです。近年カリフォルニアでも増えている、世界的なエレガント系の味わいの潮流に乗ったスタイルともいえますが、その辺は日本人オーナーならではとも言えるかもしれませんね。
確かにハーブ系のニュアンスなどは感じませんでしたが、それでも果実のニュアンスの出方など、ソーヴィニヨン・ブランの雰囲気は確かにある、興味深いワインでした。

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最終更新日  2016年07月01日 23時35分45秒
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