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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年08月14日
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カテゴリ:アメリカワイン

今回も勿論コスパワイン会アメリカ編のワインです。オレゴンのピノ・ノワールになります。
ピノ・ノワール・ログ・ヴァレー2012。生産者フォリスは、1971年にオーナーのガーバー氏が、オレゴン南西部、オレゴンとしては外れの地区になるログ・ヴァレーに土地を購入しブドウ栽培を始めたのがスタート。涼しいオレゴンの、標高400m以上の高地という事でワイン造りには向かないといわれていましたが、よい苗木を育て、カリフォルニアのワイナリーに苗木を提供する苗木業者となりました。その後、1986年にはワインメーカーを雇い自社詰めを開始、現在に至ります。現在は、この「フォリス」ブランドの他、エントリーレンジとして「スワロー」シリーズも手がけています。
価格は、結構マチマチで、写真のお店では1782円です。

はやや暗いルビーといったところで、エッジにかけて少々のオレンジも見えるでしょうか。

香りは、開けたては土っぽさや加工肉、スパイス、それにブラックベリーやドライトマトのような入餡巣が感じられるといった所。それが、時間と共にシダの葉や下草、それにラズベリーやクランベリーなどの赤ベリーやそれらのドライフルーツ、チェリー、オレンジピールといったものが感じられるように。一方、スパイスや土っぽさは、フルーツ感の陰に隠れました。

味わいは、開けたてから一応果実味が前に出る感じで、そこに明るくもしっとり乳酸系な酸が加わるといったバランス。さらに、後口に渋みや旨みが感じられました。このバランスは時間経過でもあまり変化しませんで、むしろ、ライトボディながら丸い質感、しかし、その内側にはミネラル感や硬質さがあり、全体としてしなやかな印象のボディが、少し丸くなったかなといった所でした。

意外とつまみとして面白かったのがナッツで、そのまろやかなオイリーさや甘味に対し、ワインのしなやかな質感や明るい酸のある味わいがいい対比になりました。
また、ブルーチーズのペンネをご用意いただいたのですが、これが意外と好相性で、確かにチーズの香りとクリーミーさに負け気味ではあるのですが、その中でワインの果実味や、フルーティさと下草っぽさと暗さのある香りが中々に存在感を見せてくれました。
色々合わせられそうですが、脂の少ない赤身肉、あるいは赤身魚等との相性はよさそうです。

上記の通り、楽天内でもお店によって値段が結構違うのですが、2000円切ってくるとなりますとこのワイン相当のコストパフォーマンスかなと。確かに、ウィラメットヴァレーなどのメジャー産地と比べますと果実香や下草っぽさなど出方の違う要素もありますが、開けたては固い所も含めて、その雰囲気はしっかりオレゴン。それが2000円以下というのは驚きです。

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最終更新日  2016年08月14日 23時48分24秒
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