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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年09月29日
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ドイツを母国とする偉大なリースリング(種)の多種多様な魅力を、世界各地で発掘・賛美・賞味さるワインを、愛好家たちが集まって、共に友情を育み、知識共有し、共感の輪を広げる、をコンセプトとするリースリング・リング
バイ・ザ・グラスキャンペーンなどイベントを色々実施されていますが、大テイスティング会もそのうちの一つ。東京では毎年開催されているようですが、西日本では3年前に開催されたっきりでした。

それが先日、久しぶりに開催されたので、喜び勇んで参加してきました!前回と同じく、主催は、リースリング・リングと京都の酒販店ワイングロッサリーさん。会場も京大近くのアンスティチュフランセ京都、色々な飲食店さんも参加の会となりました。

  • KIMG1375.JPG

12時半の開場とともに中へ。早速リースリングを…の前に中庭の下鴨茶寮さんのブースへ。メニューはなんと子持ち鮎の奉書揚げ、季節野菜の天ぷら添えです。
下鴨茶寮さんの天ぷら、しかも子持ち鮎が頂けるというのはやはり京都ですね。ワインは事前のチケット4000円でほとんど飲み放題、一部有料で、フードはすべてキャッシュオンです。こちらの天ぷらは1000円也。

  • KIMG1391.JPG

こちらは、建物内のごはんや蜃気楼さんのブース。鴨ロースの煮物やダシ巻きなど色々ありましたが、お昼ご飯がまだでしたのでご飯ものをと鯖寿司を購入。500円で分厚い鯖寿司が3切れと結構しっかり食べられる量なのがうれしいところです。

  • KIMG1378.JPG

天ぷらと鯖寿司でランチです^^;天ぷらは、奉書揚げのカリッとしつつももちっとした食感が素晴らしいですね。鮎の旨みを存分に味わえます。季節野菜は万願寺とマイタケ。どちらも甘みと水分がバッチリ閉じ込められています。
鯖寿司は、面白いのがからしを使っているところ。蜃気楼さん独特の作り方なのでしょうが、そこまで辛みで主張はしない、しかし、ほんのりと香りと味が加わり、さらに魚の臭み等全くなしと、これはアリだなと思わせてくれました。

合わせたリースリングはチュヘイラム・セクト・リースリング2013。オレゴンのリースリングになりますが、やや甘味のあるタイプ。凝縮感があり、オイリーな香りはありませんがハーブやフルーツ感は感じられるタイプです。
天ぷらの説明に相性の良いワインとして挙げられていたので試しましたが、流石にバッチリ。野菜の甘みとワインの果実味がよく馴染みますし、鮎とも、しっかりした味わいの鮎と、奉書の食感に対し、ワインの凝縮感が合います。また、香りの中にあるスパイシーさを、鮎が引き出すような感覚も。
鯖寿司とは可もなく不可もなく、という事でしたので相性がいいと紹介されていたコヤマワインズのタソック・テラス・ヴィンヤード・ワイルド・イースト・リースリング2015を。こちらも中甘口ですが、柑橘や黄色いフルーツのニュアンスが出ており、滑らかながら硬質感のあるしなやかな質感と相まって力強さを感じます。鯖寿司の鯖の味わいや酢飯の甘みを、ワインの香りや味わいが包み込むような感じでした。

  • KIMG1393.JPG

こちらがチュヘイラム。右端のものが上記セクトで、左側はスリー・ヴィンヤード・リースリング2013。こちらは、中辛口表記という事で確かにセクトと比べるとよりドライ、しかし、しっとりと果実味を楽しめるという感じではあります。香りも、フルーツ感や蜜っぽさもありますが、よりハーブや石的な要素を感じるものでした。

  • KIMG1395.JPG

こちらはコヤマ等…なのですが、肝心のコヤマは奥の方になっちゃってます^^;チュヘイラム、コヤマともにヴィレッジ・セラーズさんのブースでした。
他にもいろいろと頂きましたが、オーストラリアのグロセットの、アーリア2014は、白い花やハーブっぽさのニュアンスがよく出ており、そこにライムやレモンといった柑橘が加わる感じで、味わいは中辛口でフルーティながら酸の印象も強く、上記コヤマやチュヘイラムよりややシリアスな雰囲気で、飲み比べとして面白かったですね。

  • KIMG1379.JPG

各インポーターブースに2種類程度の有料試飲メニューがあります。こちらはファインズさんのブース。ニコライホーフのシュタイナーフント・リースリング・レゼルヴ2010がありましたので、オーストリーファンとしてはやはり見逃せないなと。
スタートして早い段階でしたので、当然やはりまだ堅かったです。熟した果実やスパイス、土っぽさ、ドライハーブ、白い花、遠くに見える蜜的な雰囲気といったものが感じられましたが、開くにはだいぶかかりましたね。さらなる時間経過で、リンゴっぽさなども現われたでしょうか。
味わいも、注いでもらって直ぐは穏やかな果実味はあるもののさんの印象が強く、ボディもありますがやはり硬質。時間と共にほぐれて来て果実味の膨らみは出てきましたが、それでも最後まで「ソリッド」という語のイメージをあてはめたくなるような感じでした。2010年と6年熟成しているはずなんですがね…。

  • KIMG1400.JPG

ファインズさんのワインは他にこんな感じ。ロバート・ヴァイルはやはり手堅いですね。安定の完成度。ただ、スタンダードなリースリング・トロッケン2014キートリッヒャー・トロッケン2013ではやはりスケール感が大分違いますね。

続きます

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最終更新日  2016年10月02日 00時33分51秒
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