テーマ:ワイン大好き!(30801)
カテゴリ:ワインイベントに参加しました
毎月1回、第3水曜日に開催されています岡山ワイン協会ワイン会。最近参加できていませんでしたのと、今月は個人的に最近関心をまた強めているドイツワインがテーマという事でしたので、久々に参加させて頂きました。
今回も、岡山駅前のサムライスクエアで、会費5000円にての開催でした。 今回は、全15種類のワインを頂くことが出来ました。写真はその一部になります。 今回の15種類、どれもいいワインでしたが、中でも印象に残ったものが4つ。 一つ目は、ライヒスラート・フォン・ブールのリースリング・ゼクト2006。 熟成感を感じるツヤのある黄色、泡もまずまずの量に強すぎない勢いで飲み口も柔らかいです。そして、色合いに似合ったハチミツやミード、黄色いフルーツなどを感じる香りがとても良かったですね。余韻も非常に長いです。味わいは、後口にこそやや苦味が残る量が多くはありましたが、アタックの果実感と酸味のバランスも良好でした。 楽天内にはさらに熟成した2005ヴィンテージが。 また、同じお店に2007ヴィンテージも。何故か、2006だけがありません^^; 二つ目は、同じくライヒスラート・フォン・ブールのリースリング・トロッケン2008。 これもやはり少し熟成しており、色はゼクトほどではありませんがツヤのある黄色ではありました。香りが華やかで、やはり熟成感を感じるハチミツっぽさがありつつも、リンゴやメロン、柑橘といったフルーツの雰囲気もしっかり。そこに軽いペトロール感が加わって、これぞリースリングという世界観でした。味わいは、明るさと強靭さを感じる酸が中心に柱の様にどっしりと存在感を見せ、そこに柔らかな果実味や微かな苦み、旨みといったものが加わり、ボディ感もややミディアムよりのライトといった感じでした。均整が取れつつ、迫力も感じる見事な1本だったかなと。 楽天内には、シュペートレーゼ・トロッケンが。これかなり気になります。 三つ目は、ヴァイングート・フォン・ヴィニングのダイデスハイマー ・パラディースガルテン・リースリング トロッケン エアステ・ラーゲ2014。 エアステ・ラーゲという事で1級畑のリースリングになりますが、ライトながら目の詰まった、そしてミネラル感を感じるボディに、シュッとした酸味とそれに寄り添う果実味、旨みのバランスがよく、香りも黄色い果実などのフルーツ香を中心としつつも若干の鉱物感やスパイス、ハーブといったニュアンスを感じさせるものでした。雑味が無く、実に「素性のいい」ワインだったように思います。 四つ目は…これはもうお馴染みで、帰省して参加したドイツワイン祭り等でも散々触れましたが、ベルンハルト・フーバーのシュペートブルグンダー2013です。 色合いは結構しっかりで黒さもあり、香りにはピノ・ノワール=シュペートブルグンダー、フーバーの場合はマルターディンガーと言うべきでしょうが、らしい赤ベリーの香りや若干の青と黒のベリー、チェリー、土、革、紫や赤の花といった要素に、ちょっと黒蜜っぽさもあったでしょうか。味わいはしっとりしつつも明るい乳酸系の酸やほんのりと優しい、しかし確かに存在する果実味、そして後口にかけて、ミネラル感がありタイトなミディアムといったボディの質感と共に印象を引き締める渋みと、まあ並みのピノではかなわない逸品でした。 今回ワインのセレクトをして下さったのは笠岡市のドイツワイン通の方で、フーバーとは先代の頃からお話もよくされたりとお付き合いのある方なのですが、フーバーは息子さんの代になってまたさらに良くなった!と絶賛されていらっしゃいましたが、まさにその通りだなと。 ドイツのピノをそこまでたくさん飲んではいませんが、フーバー、ちょっと頭一つ抜けつつあるような気もします。 今回も、色々なワインを頂くことが出来ました。特に、三つ目に挙げたフォン・ヴィニングのワインは個人的に気になっており一度飲んでみたかったものでしたので、今回飲めたのは非常に嬉しかったです。ちょっと多めにお替りさせて頂いてしまいました^^ 因みに、次回は7月19日開催で、テーマは夏という事で毎年恒例のオールスパークリングになります。シャンパーニュもありますよ!ご興味をお持ちいただきましたら、ワインバー・ヒラタさんまでご連絡をお願いいたします! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月23日 01時30分53秒
コメント(0) | コメントを書く
[ワインイベントに参加しました] カテゴリの最新記事
|
|