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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年11月27日
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  • KIMG2847.JPG

今回も続けてオーストリーの白。生産者も同じ、畑のエリアも同じです。
ランゲンロイザー・グリューナー・フェルトリナー2016。オーストリーではビオディナミの普及率が高いですが、フレッド・ロイマーもそういった自然な作りを実践しています。ただ、プレパラシオンについては必ず使っているわけではないようです。このグリューナーも、実は少し醸し発酵をしているようですが、それもそういった自然派な作りの延長線上にあるものなのかもしれませんね。
価格も、前回のリースリングより少しだけお安い、インポーター参考価格3780円。

はやはり薄い黄色ですが、若干のツヤ感が見えます。この辺醸しの影響でしょうか。

香りはやはりオリエンタルスパイスのニュアンスは感じられます。ほかに、白や緑のコショウ、グリーンハーブ、それに若干のジュニパーベリーのような雰囲気もあり、元々スパイシーな香りを持つのでリースリングほどは目立ちませんが、それでもやはり過去のものよりしっかり出ていたかも。その他の要素としてはやはりフルーティさで、黄色や緑の柑橘、カリンやリンゴ、洋ナシ、それに南国の黄色いフルーツっぽさといったものも感じられました。また、遠くに蜜っぽさも少々。

味わいは、果実味の出やすい品種のイメージでしたが結構バランス型。アタックには果実味がありますが、優しいものがふんわり広がるという感じで、そこにすぐさましっとり系の酸が旨みを伴いつつ入ってきます。後口にかけては独特の軽い苦みもありますが、印象は程々。ボディはミディアムライト程度で、しなやかさとパリッとした質感を感じるものでした。

食事との相性では、久々にサンマのスダチ煮を作ってみましたが、サンマと合わせても生臭み等出ず、旨みを果実味や酸が引き出してくれるのは勿論、やはりスダチの香りとワインの香りがガシッと嵌り、合わせる必然性を感じさせてさえくれました。
その他、やっぱり鮮魚との相性はよく、サーモンやブリといった脂のある魚のお刺身にも合いましたし、一方で真鯛のようなあっさりした、それでいて旨みの強い魚にも行けます。特に、鯛とは柑橘っぽさのおかげか香りの面の相性もいいですね。
後は、白醤油仕立ての鶏の天ぷらなんかもいいつまみになりましたし(まさにカボス代わりかも)、意外とポテトサラダのようなパンチのある物にも無理なく馴染んでくれました。

スパイシーさの印象が強まっており、よりグリューナー・フェルトリナーの特徴を感じられるようになったと言えるのかもしれません。
シャルドネやリースリングなど、他の白系品種との飲み比べの際など、かなりはっきり違いを感じられそうで、ワイン会に使うのも面白そうです。会場は、和食店やお寿司屋さんもいいでしょうが、中華料理店にして、八角を使った角煮なんかと合わせてもよさそうです。

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最終更新日  2017年11月27日 22時40分04秒
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