テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:ニュージーランドワイン
先日の倉敷ピノ・ノワール会のワイン、ここからいよいよ赤ワインです。先ずは新世界におけるぴのの代表産地となったニュージーランドのものから。 ピノ・ノワール2015。生産者ミスティ・コーヴはニュージーランド南島の北端にあるマールボロ地区のワイナリーです。オーナーは大学で醸造・栽培を学んだあと地元ニュージーランドを離れオランダでワインバイヤーをしていたそうですが、高くて美味しいワインは当たり前、手頃な価格でも美味しいものはないのか、無いなら作ってしまえばいいと帰郷し、ワイナリーを始めました。本ワインは、砂利質や粘土質など様々な環境の畑のブドウからのワインをブレンドして仕上げています。 価格は、楽天内では2991円。 色は赤黒くガーネット感がありますが、透明度はやはり高めにはなっています。 香りはチョコレートやバルサミコといった黒いニュアンスを感じさせる要素があり、フルーツ感でも干しブドウっぽさが少しあったかも。また、やはりダークチェリーやラズベリー等赤いそれもよく出ていますが、赤ベリーのジャムやコンポートといったより濃いものも感じられたでしょうか。その他、黒コショウや甘草的なスパイス感、それに若干の下草っぽさも。 味わいは果実味のアタックがしっかりあり、味わいの軸となっています。そこに、明るい酸や後口にかけてのアクセント的な、穏やかさのある渋みといったものが加わります。ボディもミディアムでジューシーな印象と言えますが、質感には硬質さも感じられました。 会では、ピーナッツ豆腐やハツのところで飲みました。 ピーナッツ豆腐との相性は中々よく、ワインの果実感がまろやかに感じられますし、香りのスパイシーな部分とピーナッツの風味もよく馴染みました。また、乗っていた海苔の風味に対し余韻のベリー感などが意外と嵌る感じも。 ハツとはもう間違いない感じ。ハツ独特の香りとワインのスパイシーさやフルーティさがやはりよく合いますし、肉の旨みと塩気に対しワインの果実味がバッチリでした。 マールボロはやや暖かい土地と言う事もあるでしょうが、やはり果実味の印象はしっかりありました。しかし、それでもエレガントとT感じられるだけのバランスの良さがあり、流石はニュージーランドだなと言うワインでもありました。これを数年置くことで、果実味がこなれて来た時に飲んでみるとまた面白いかもしれません。 ワインショップソムリエさんのみの扱いのようです。上のレンジもあるようで興味深いところ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月17日 23時03分26秒
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