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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年12月21日
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カテゴリ:アメリカワイン
  • KIMG2954.JPG

まだまだ続きます倉敷ピノ・ノワール会のワイン、今回はアメリカ・オレゴン州のピノです。
ピノ・ノワール・ダンディ・ヒルズ2014。生産者ソーコル・ブロッサーは1971年創業の家族経営のワイナリーです。創業当時、オレゴン州にはまだワイン業界が無かったそうで、当地でも最古参の部類に入ります。オレゴン州に多い、環境に配慮したサスティナブル農法を実践する作り手で、農務省からオーガニックの認定も受けています。ダンディ・ヒルズは火山性土壌の環境で、寒暖差も大きいですが基本的にやはり南野カリフォルニアよりは冷涼な気候となります。
価格は4000円程度。

は黒さがありますが、透明度もあり黒っぽいルビーカラーとでもいうところでしょうか。

香りはやはり赤いフルーツ感がよく出ていますが、それでもラズベリーやクランベリー、それらのドライフルーツ、チェリーでもダークチェリー、さらにチェリーリキュールとちょっと濃い赤を感じるでしょうか。また、若干の干し柿っぽさも。そこに、チョコやココア、黒い土などの黒い要素が加わりますね。その他、茶色いスパイスやトリュフっぽさ等も感じられました。

味わいは果実味のアタックはやはりしっかりあります。酸は明るくしっとりとしたもので、果実味をきっちりマンマークしているといったバランス感。渋みは大人しく、やわらかなものが後口にかけて、果実味や酸の間から染み出てくるような感覚でした。ボディはミディアム。今回の他のピノとは明確に違い、丸さやまろやかさを感じる印象です。

会では、ズリやハラミのところで飲みました。
ズリとはやはり相性いいですが、南アのものに比べて果実味のインパクトとボディのまろやかさがあるせいか、ワインの味わいが肉の香りや味わいを包み込むような印象でした。
一方、ハラミは独特の脂感があり、なおかつタレで頂くスタイルだったことからワインのボリュームある味わいにぴったり。脂とタレの甘みに対し、ワインの果実味や酸、仄かな渋味がよく噛み合っていましたし、肉の香り、焼けた香ばしさ、タレの香りにワインの果実感と黒いニュアンスが馴染みますね。

このワインは、秋に行われた倉敷の酒販店おかじまやさんの大試飲会で飲んで好印象だったものです。今回のワイン会のテーマをピノ・ノワールにしたのも、その経験があったからでした。
今回のボトルも、オレゴン特有の、やや黒いニュアンスを感じる内向的な雰囲気を楽しめるものでした。世界のピノ・ノワール産地の中でも、独特の存在感があるエリアだなあと。


こちらのお店では現在価格で3974円。今飲んでよし、熟成させてよしのワインかなと。クリスマスのチキンやターキーにもよく合いそうです。

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最終更新日  2017年12月21日 22時40分04秒
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