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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年04月01日
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カテゴリ:その他の国
  • KIMG3210.JPG

続いての土着品種白ワインの会のワインはクロアチアのものになります。
グラシェヴィーナ・セレクテッド2016。生産者イロチュキ・ポドゥルミは1450年創業。ボルドーやブルゴーニュよりも早い時期から生産者元詰めを行っていたそうで、英国王室のワインリストに現在もこちらのワインがあるそうです。場所としてはクロアチア最東端、ドナウ川流域になり、地理の授業でもおなじみ?のチェルノーゼム土壌の環境だそうです。フィロキセラの影響がほぼなかったという事で、畑の木はなんと全て自根だそう。
セパージュはグラシェヴィーナ100%。ヴェルシュリースリングやリースリング・イタリコと呼ばれていますが、ドイツワインでお馴染みのリースリングとは無関係。原産地はこのクロアチア東部のようです。価格は1800円程度。

は青みも感じる薄い黄色。

香りはモモやモモの葉、それにパッションフルーツ的な南国フルーツのニュアンスがあったでしょうか。そこに、レモンやグレープフルーツ、ライム、それに少々のオレンジといった柑橘や、メロン、青リンゴといったフルーツっぽさが加わります。また、若干のオリーブオイルっぽさやグリーンハーブの雰囲気も。

味わいは、果実味のアタックがありつつも、明るくしっとりした酸がその果実味の中からじわじわと、後口にかけて前に出てきます。果実味自体もそこまでゴツいものではなく、フレッシュさのある優しいバランス感です。ただ、ライトボディながらもミネラル感はあり、ハリのある、パリッとした印象は受けました。

会では、ジャガイモと明太子のチーズ焼き、生湯葉サラダの辺りで飲みましたが、どちらともいけます。
特に良かったのはサラダで、野菜の甘みやみずみずしさに、ワインの果実味や酸、それにハリのあるボディ感と柑橘のニュアンスがよく合いました。生湯葉のまろやかさには、ちょっと圧され気味くらいだったかもしれません。
チーズ焼きとは、ジャガイモの旨みとチーズのまろやかさ、コク、そこに入る明太子の風味と軽い辛みに対し、ワインの酸や果実味、爽やかな香りがスッキリさせてくれるといった所でした。

フレッシュな味わいと、柑橘などフルーツ主体の香りで、とっつきやすいワインだったかと思います。ヨーロッパ頭部の土着品種、という事でクセや強い個性を想像しますと、ちょっと拍子抜けかも知れません^^;
この時期によく冷やして、野菜やシーフードなどと気軽に楽しめるワインだったかなと思います。



こちらのお店はヴィンテージが要問合せとなっていますが、現在価格が1485円とかなりお安目。

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最終更新日  2018年04月01日 19時09分14秒
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