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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2018年04月02日
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  • KIMG3211.JPG

先日の土着品種白ワインの会のワイン、続いてはオーストリーです。
ゲミシュターサッツ・コスモポリート2016。生産者ユッタ・アンブロジッチは、グラフィックデザイナーから2004年にワイン造りを始めたという新しい造り手です。ウィーンで畑を得、フリッツ・ヴィーニンガーのもとで研修を受けています。
セパージュは、前回のワインでも使われていたヴェルシュリースリングに加え、グリューナー・フェルトリナー、ノイブルガーという土着品種に、ピノ・ブランも使われています。ただ、何よりもこのワインの場合は、ゲミシュターサッツ=混植混醸という作り方に大きな特徴があると言えますね。価格は3240円程度でした。

は薄めで、淡い黄色といった程度。

香りは、開けたてはかなり閉じ気味で、レモンや洋ナシ、軽いグリーンハーブが香るといった程度。それが時間と共に開き、グリーンペッパーや白コショウ、山椒、それに軽くオリエンタルなそれ等のスパイス、ミツ、リンゴ、ミカン、ライム、スイーティといったフルーツといったものがよく出てきました。勿論、閉じていたころにあったレモン、洋ナシ、グリーンハーブのニュアンスも健在。

味わいは、開いてもまあそこまで大きくは変わらず、閉じていた時より果実味の印象がやや強まったかなと言う所はあるものの、基本繊細でキレイな辛口です。優しい果実味、フレッシュな酸、後口にかけての軽い苦みといったものが感じられます。また、ミネラル感はしっかりあり、やや塩気を感じるほど。ボディはライトですが、硬質さ、骨格を感じる質感でした。

会では、サラダ、パン、魚のメイン辺りで飲みました。
サラダとの相性もまずまずですが、前回のグラシェヴィーナ程ではなかったでしょうか。ただ、野菜のみずみずしさとは馴染んでくれました。
パンは、思いの外いいつまみになりました。特に、米粉を使ったバゲットは、独特のモチモチした食感と甘味が、ワインの硬質な質感や繊細ながらも印象的な酸や果実味と意外なほど一体感を見せます。オーストリー白はよくお寿司に合わせて、酢飯との相性の良さも感じていたのですが、お米の旨みと相性いいのでしょうか。
魚のメインにも悪く無く、ソースのクリーミーさにはやや負けますが、基本的に鯛の旨みや皮目の香ばしさなどはよく合います。ただ、添えてあった菜の花のソテーとの相性が、香りの面などでより良かったようにも思います。

循環農法を実践し、醸造は野生酵母ですが、驚くほどキレイで硬質さすら感じる辺りは流石オーストリーワインだなと。加えて、米粉パンや菜の花に相性がいいところも印象的でした。
こちらのワイナリーは、ゲミシュターサッツでさらに上のキュヴェもあるようなので、そちらもワイン会ででもいずれ飲んでみたいところです。

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最終更新日  2018年04月02日 23時01分32秒
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