2228105 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワインヲタ入門生のチラシの裏

ワインヲタ入門生のチラシの裏

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2018年06月19日
XML
サッカー日本代表初戦勝利!色々ありましたがやってくれましたね!
1998年グループリーグ敗退、2002年ベスト16、2006年グループリーグ敗退、2010年ベスト16、2014年グループリーグ敗退、と来ていますが今回は…??

さて、ブロガーイベントでのサントリー登美の丘ワイナリー見学見学の翌日は、都内泊でしたので日曜に何かイベントないかなと探してみましたところ、虎ノ門にありますワインショップの、カーヴ・ド・リラックスさんでリースリングの試飲会が行われるという事でしたので、お邪魔させて頂きました。

  • KIMG3649.JPG

カーヴ・ド・リラックスさんには、ショップの奥にテイスティングカウンターがあるのですが、今回はそちらで18種類のリースリングを頂けるというものでした。
メモもきちんと取れていませんし、数も多いので印象に残ったものをいくつか。

なんと言っても、インパクトナンバーワンだったのはストレコフ1075と言う生産者のドン・ジョルト。南スロヴァキアのペティヤン・ナチュレルになるのですが、これがオレンジワインとなっています。
リースリングのオレンジワインは初めてでしたが、らしい香りの要素は柑橘っぽさと軽いリンゴのニュアンスくらいで、酵母や黄色い花、スパイスの要素の強いワインでした。

一方、素直に楽しいのは​コノスルのシングルヴィンヤード・リースリング​です。
以前から、チリのシャルドネ以外の白には注目していましたが、これも林檎やハーブのニュアンスがありつつ、チリ=濃いのイメージとはちょっと違う、酸と旨みのある、しかし、勿論フルーティな果実味も感じられるワインでした。コスパは流石。

他に、​日本人の方が手掛けられるグリーン・ソングスのアタマイ・リースリング2016​と​、ヴォギュエの醸造長フランソワ・ミエ氏がコンサルを行っているというプロフェッツ・ロックのドライ・リースリング2015と​の、ニュージーランドリースリング飲み比べは面白い経験になりました。
産地は、前者がネルソン、後者がセントラルオタゴと異なっていますが、アタマイがフルーティな香りに果実味がありつつ明るい酸が加わるフレッシュなワインなのに対し、プロフェッツ・ロックはフルーツ感もあるものの、ハーブやスパイスのニュアンスがあり、ミネラル感も強め、味わいもよりドライさを感じるもので、同じニュージーランドでもここまで違うのだなと非常に興味深かったです。

  • KIMG3650.JPG

そして、忘れてならないのがこの真ん中の赤いラベルのもの。オーストリーの​ニコライホーフが手掛けるバウムプレッセ・イム・ヴァインゲビルケ・リースリング2011​です。今回のイベントの対応をして下さった方はオーストリーワイン大使をお持ちとの事で、ご説明にもより気合が入っておられました^^
バウムプレッセと言うのは、昔ながらの木の大きなプレス器具でプレスしたものと言う事だそうで、手間がかかるためこのキュヴェにしか用いられない手法だそう。

林檎などもありつつ、それに黄色や緑の柑橘を感じるフルーティさと、ミネラル、白や黄色の花、ミツ、ハーブにオーストリーらしい軽いスパイス感の加わる華やかながらも落ち着いた香りに、ミネラル感がありつつも、硬すぎずしなやか、しかし透明さを感じる質感と、果実、酸が繊細ながらも絶妙に馴染むバランス感で、やはりニコライホフのワインは素敵なワインだと感じられました。

【ニコライホーフ】 バウムプレッセ イム ヴァインゲビルケ リースリング [2011] 750ml・白 【Nikolaihof】 Baumpresse Im Weingebirge Riesling

また、ドイツ・ファルケンシュタイン醸造所のヘレンベルク・リースリング・ファインヘルプ2016は、ファインヘルプの名前の通り半辛口、少し甘さのあるタイプでしたが、その甘さと明るい酸のバランスが非常によく、モーゼルのリースリングらしい完熟リンゴや蜜っぽさ、少々の柑橘のニュアンスのある香りと相まって、非常に心地よいワインでした。
丁度、当日は雨で外はジメジメしていたこともあり、こういったワインは最高だなと。

イベントの途中、他の参加者の方が、どのワインにもペトロール香が無いと言うお話をされており、確かにそうだなと思っておりましたところ、お店の方曰く、ペトロール香は長くブドウを日に当て続けると出る、しかし、最近は温暖化の影響もあってかそこまで収穫時期を遅くしなくても熟したブドウが出来ることから、以前より早く収穫する事になり、結果ペトロール香のあるワインが減っている、と言うお話を伺えました。
そういった理由だったのかと、1ついい勉強もさせて頂けました。チリのリースリングなどには以前からペトロールを感じた事がありませんでしたが、成程、あそこなら熟すのも早そうですね。

こうして18種類色々飲ませて頂けて、改めてやはりこの品種好きだなと。リースリングの会をしたのももう2年前ですし、またそろそろやりたいところです(^^)

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018年06月20日 00時16分52秒
コメント(0) | コメントを書く
[ワインイベントに参加しました] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ぱんだしゅりけん

ぱんだしゅりけん

カレンダー

日記/記事の投稿

カテゴリ

お気に入りブログ

今朝は雨。 New! HABANDさん

エラスリス・MAXカベ… shuz1127さん

月一会 実南 ミユウミリウさん

ジャン・ポール・エ… hirozeauxさん

メルシャン椀子ワイ… busuka-sanさん

サッカー好き(現役プ… Echezeaux14さん

コメント新着

ぱんだしゅりけん@ Re[1]:2023年、この1本!(12/31) kaoritalyさんへ 今頃気づいてしまい申し…
kaoritaly@ Re:2023年、この1本!(12/31) コノスルはよくできたワインですよね♪
ぱんだしゅりけん@ Re[1]:Natan葡萄酒醸造所ワイン会をしました(01/15) shinakunさんへ ご無沙汰しております。ま…
shinakun@ Re:Natan葡萄酒醸造所ワイン会をしました(01/15) ぱんださん、こんばんは! お元気そうで何…

フリーページ

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.
X