テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:ニュージーランドワイン
先日の中華料理とロゼワインの会のワイン、続いてはニュージーランドのものになります。 セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン・ロゼ2017。生産者はシレーニ・エステート。ニュージーランド北島、ホークス・ベイにあるワイナリーです。1998年がファーストヴィンテージと言う新しいワイナリーですが、日本への輸入量は第1位。スーパーなどでもこちらのワインは見かけることがありますね。本ワインは、そんなシレーニが日本の桜をイメージして造ったという日本限定のワインです。 セパージュは、ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール。ニュージーランドを代表する2品種を混醸しているようです。価格は、1900円程度。 色は赤みがあり、オレンジ感を感じる色合いです。ピンク系ではありますが、前回のラゴとは大分違う雰囲気。 香りは開けたてはソーヴィニヨン・ブランらしさがバッチリ。グースベリーや黄色いパプリカ、グレープフルーツ、グリーンハーブと言ったものがよく出ています。そこに、イチゴなどの少々のフレッシュ赤ベリーが加わるといった印象。それが、時間と共に赤ベリーのニュアンスが強まり、さらにチェリーっぽさ等も現われます。また、パプリカも黄色から赤に変わったような印象で、微かな紅茶や蜜、それに桜の花のような気配も感じられるようになったでしょうか。 味わいは、割にトーンの低い果実味が口全体に広がるアタックがありつつ、そこにソーヴィニヨン・ブラン的な明るく太い酸がビシッと入ります。やはりフルーティ、ジューシーな印象です。ボディはライトですが、ミネラル感やハリがあり、ミディアム寄り?と思うくらいの密度感はありました。渋みの印象は無し。 会では、前菜4種のところで飲みました。 4種ともよかったですが、中でも際立っていたのはタコとクラゲ。タコの方は、ワインのパプリカっぽさや徐々に出てくる赤いフルーツのニュアンスが、山椒は勿論豆板醤の風味にもバッチリ噛み合います。勿論、ワインの酸やミネラルとタコの旨み、食感の相性も良好。 クラゲとは、食感と質感の相性の良さもありましたが、それ以上に酢醤油がよく合うのに驚きました。酸の程度がワインの果実味や酸に丁度良かったですし、醤油のコクに対してもワインの赤い雰囲気が馴染んでくれていました。 ソーヴィニヨン・ブランのロゼって一体何だろうと思いましたが、ピノ・ノワールとの混醸というのでなるほどと思いました。 赤ブドウと白ブドウを合わせたロゼを用意できていなかったので、製法的にもこれはいいとラインナップに加えましたが、その珍しさは勿論、フルーティで親しみやすい、しかし面白い変化を見せてくれるところ、そして、料理との相性と、ワインとしてのクオリティの面でも楽しませてくれるワインでした。 【あす楽】【よりどり6本以上送料無料】 シレーニ セラー セレクション ソーヴィニヨン ブラン ロゼ 2017 750ml ニュージーランド ロゼワイン こちらのお店では現在1554円とかなりお手頃。お昼に、夕方に、パーティにと、色々な場面で楽しめるワインかと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月11日 23時58分58秒
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