テーマ:ワイン大好き!(30782)
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まだまだ続きます先日の中華料理とロゼワインの会のワイン、今回はアルゼンチンのロゼになります。 アルパマンタ・ブレヴァ・ロゼ2016。生産者アルパマンタ・エステート・ワインズは、アルゼンチンのメンドーサに2005年に設立されたワイナリーです。オーストリア、スイス、フランスと欧州からやってきた3人によって作られ、ビオディナミを実践。2010には同国で初めてのデメター認証も得ました。本ワインもブドウがビオなのはもちろん、醸造時もノンフィルター、so2添加も瓶詰時にごく少量のみとなっています。 セパージュはシラー100%。価格は3500円程度です。 色はこれまでの3本とは大分違って赤さしっかり。深紅の薔薇的です。もっとも、住んでいる部分の話で、そこにはオリたっぷり。直ぐに濁りワインになります。 香りは流石シラーと言うべきオリエンタルスパイスっぽさが出ています。また、樽は不使用との事ですが、ドライフルーツのチョコレートコーティングのような雰囲気も。フルーティさもしっかりで、各種赤ベリーやそのコンポート、チェリー、チェリーリキュール、アセロラと言った赤いニュアンスがよく出ています。また、フルーツの熟度の高さを感じるものでもありました。 味わいは流石に果実味のアタックがしっかりあります。ただ、それもべったりしたものではなく優しさ、軽やかさがあります。それが、明るくフレッシュな酸を従えている、と言ったバランス。ボディはミディアムくらいの印象で、丸さや膨らみ、柔らかさを感じつつもちょっと大柄さもあったでしょうか。 会では、鱧の揚げ物のところで飲みました。 香りの相性はバッチリ嵌るという感じではありませんでしたが、唐辛子の風味やよく効いていたクミンの香りにも負けず、料理の香りワインの香りがそれぞれ感じられました。 一方、鱧とはこれが意外とバッチリで、鱧の持つ旨みをワインがグッと引き出してくれるような感じでした。酸や奥にある旨みと噛み合いつつ、果実味の程度が鱧の味わいに対して丁度いいくらいだったのかなと。 これ面白いワインでした。所謂自然派な気配もありますが、独特にスパイシーさと華やかなフルーツ感が同居し、今回のようなお料理には、実際鱧の揚げものともよかったですが、特に面白そうな感じです。より南に進んで、東南アジア系のお料理などとも試してみたいところ。 アルパマンタ ブレバ ロゼ [2016]ロゼワイン 辛口 750ml アルゼンチン メンドーサ Alpamanta Breva Rose 楽天内では、現在こちらのお店では3500円ジャスト。インポーターがモトックスさんと言う事でか、結構取り扱いは多いようです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年09月16日 08時34分10秒
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