テーマ:ワイン大好き!(30784)
カテゴリ:アメリカワイン
先日の岡山ワイン協会主催アメリカワイン会でのワイン、続いてもやっぱりワシントンです。 コロンビアヴァレー・リースリング2017。生産者はシャトー・サン・ミッシェル。前回前々回と記事にしましたスパークリングのワイナリーの母体でもあります。ワシントンでも最も古い造り手の一つで、その起源は1930年代まで遡れるようです。ヤキマヴァレーがワシントン州初のAVA=原産地呼称認定を受けたのが1983年ですので、それ以前から存在していますね。畑から瓶詰まで、一貫してサスティナブルなワイン造りを行っています。 セパージュは、コロンビアヴァレーのリースリング100%。価格は1500円前後のようです。 色は極薄い黄色。淡い感じです。 香りは蜜入りリンゴや花の蜜と言ったものが出つつ、ミカンやレモン、グレープフルーツと言った黄色い柑橘、スイーティやライムといった緑の柑橘と、柑橘感もしっかり。そこに、ホワイトチョコ?的な甘いニュアンスや、白コショウ、それに若干のオリエンタルスパイス的な気配も感じられました。 味わいは果実味しっかり。やや辛口くらいの表現でいいくらいの甘みの印象はありました。そこに、じわりと、しかし柑橘的な明るい酸が後口にかけてのこれまた柑橘的な軽い苦みを伴って加わる、と言ったバランスでした。ボディは丸さや軽い膨らみ、まろやかさを感じる質感ですが基本的にライトです。 会では、そのフルーティさもあって特に何もつままずスイスイ飲んでしまいましたが、スイートチリソースの鶏のから揚げには合わせてみるべきだったなと。ワインの甘みとソースの甘みの相性は良さそうですし、香りの中にある軽いスパイシーさがこれまたチリに良さそうかなと。 甘味のある東南アジア系の料理や、西日本の砂糖を使うお寿司などとは合わせて面白そうですし、甘みに負けないコクや旨みを持つ鶏肉料理、煮魚などにも手堅そうです。 ワシントンはその冷涼さもありリースリングは結構良く作られている品種のようです。シャトー・サン・ミッシェルでも、これ以外にドイツのドクター・ローゼンとコラボレーションした銘柄などもリリースしています。 こちらは手頃なレンジですが、それでもフルーティで甘みと酸のバランスも、ドイツとはまた違った良さがあり、楽しめるワインでした。 【6本以上ご購入で通常配送無料】コロンビア ヴァレー リースリング[2017]シャトー サン ミッシェル(750ml)白同一ワイン12本以上で3%現金割引キャンペーン 楽天内では投稿時点で、かなり色々なお店で取り扱いがあります。こちらは1373円ですが、本当にコスパの高いワイナリーだなあと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月28日 01時23分55秒
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