テーマ:ワイン大好き!(30789)
カテゴリ:帰省ネタ
さて、12月の記事もそろそろ終盤、今回から毎年恒例帰省ネタです。岡山から徳島へは、普通に移動するなら直通の高速バス、若しくは高松経由の鉄道と言う事になりますが、今回はちょっと寄り道をすることに。
と言いますのも、山彦打線と蔦監督でお馴染みの池田高校があります徳島県三好市池田町に、面白いワインショップが出来た、しかも、そこのオーナーさんは池田でワイン用ブドウの栽培もされている、という話を聞いたからです。 と言う事で、岡山から快速マリンライナー高松行きに乗って坂出で途中下車、予讃線、土讃線と乗り継いで人気の?秘境駅坪尻駅を通過しつつ、阿波池田駅で下車です。 三好市を含め徳島県の県西部は山深い地域が多いですが、近年Iターンの方を多く受け入れたり、ラフティングの世界大会やウェイクボードの世界大会が行われるなど盛り上がりを見せています。池田町は、そんな「にし阿波」地域の中心的な街。 その池田町にも、最近は若い方が地酒が色々飲めたりするカフェや宿泊所も兼ねた飲食店等オープンすることが増えてきているようです。 上記写真は、そんな池田の新スポットMINDEキッチン。徳島県は野菜の摂取量が少なく、特に県西部は少ないとの事で、野菜の摂取量を増やそうとビュッフェ形式で地元のもの等の野菜を頂けるランチを提供されています。 それだけでなく、移住者支援窓口やお試しオフィス、コワーキングスペースも備えていたり、物産コーナーまである(正確には各施設を総合して、地域交流拠点施設「真鍋屋」という名称のようです)、と言う事で気になり行ってみたのですが…なんと言った日は休業日(>_<) 移動できる日がこの日しか無かったのでもう営業日を調べずに行ったのですが、何とも運の悪い話でした…。非常に興味深いお店なので、また機会を作っていってみたいところです。 因みに、場所としましては阿波池田駅から徒歩15分程度、かつてタバコ作りが盛んだった土地と言う事で記念館があるのですが、そのすぐそばとなっています。 お昼は、池田町のバスターミナルにあります、こちらもお土産購入なども出来ます麺処はくあいへお邪魔しました。 名前の通り、社会福祉法人が運営しているとの事ですが、祖谷蕎麦のある定食が頂けたのは嬉しいところでした。祖谷蕎麦とは、繋ぎを使わず短めの麺が特徴の県西部の特産品です。寒い時期と言う事で汁蕎麦でしたが、出汁の美味しさも良かったですし、鶏のから揚げも付いてガッツリいただけました。 食事の後は目的地のワインショップである、NATAN葡萄酒専門店さんへ。場所としましては、阿波池田駅を出て目の前のアーケード街を進んだ途中という非常に分かりやすいものとなっています。 ただ、こちらへも事前連絡をしておらず、ワイン造りをされている方は取材で畑へ行っておられる、との事でした…。 それでも、今回は隣の建物にいらっしゃった、ワイン造りをされている方は女性なのですがその旦那さんにご対応いただき、お勧めだという伊那ワイン工房のナイアガラを購入させて頂きました。そちらにつきましては、また後日個別記事にしたいと思います。 アイテムとしては、日本を含め世界各地のものが色々揃います。価格も、1000円台からあり高いものでも10000円はいかないくらいが中心。旦那さん曰く、近所のお店にも使ってもらいやすい価格帯・ラインナップと言う点を考えてのことだそう。お店の近所にはイタリアンがありますが、池田にはこれまで酒屋さんはあるもののワインショップと言うものは無かったようで、これからが楽しみなところ。 ちょっと今回の池田行きは事前リサーチ不足でした。また改めて、出掛けてみたいと思います。ただ、池田へは10数年前に来たことがありますが、NATANさんやMINDEキッチンさん、はくあいさんなど、当時とはまた違った息吹を感じられ、楽しい時間となりました。 なお、池田は三芳菊など酒蔵もあり、酒造りの街としての顔も持っています。丁度場所的にも四国の中心に近い場所と言う事で、毎年2月に四国酒まつりが開催されていたり。今年も、2月23日に行われるようですよ! さて、池田を出た後は、そのまま鉄道を乗り継ぎ今度は県東部、鳴門へ。目的地は勿論ドイツワインやビールを頂けるズッファプローストさんです。過去何度かお邪魔させて頂いていますが、ちょっと久しぶりの訪問となります。 今回はいきなりワインからスタートです。グラスワインは色々ありますが、やはり定番の第九ワイン白から。フルーティな香りの中にミネラルや白い花などの要素があり、味わいも基本フルーティですがその酸の綺麗さはドイツ・モーゼルワインの魅力をきっちり伝えてくれるものです。 グラス1杯がビールよりお安いのですからありがたいところ。 一緒に写っていますのは付き出しのレンコンマリネ。やはり、神戸で頂いたオーストリア料理のランチもそうですが、ドイツ語圏のお料理と言う事で酸味のあるものが出ますね。レンコンは鳴門の特産品です。シャキシャキの食感と甘味を伴う酸味が、ワインの果実感によく合いました。 続いては、ドイツの飲み屋と言えば定番というフラムクーヘン。パリッパリの生地が特徴的なドイツ風ピザです。本当にパリパリで香ばしく、乗っているチーズやタマネギ、お肉もあっさりしており生地の魅力を堪能できます。これには、ワインも悪くありませんがやはりビールでしょうね。 お邪魔した日は、鹿肉のカルパッチョがおすすめメニューでありましたのでオーダーです。モッチモチの食感で噛んで旨みと甘味を堪能できるお肉でした。所謂ジビエ臭はほぼ無く、添えられている葉物野菜やトマトと合わせてさっぱりいただけました。 これには赤を合わせているのですが、写真の撮り忘れです…。因みに、第九ワインの赤で品種はドルンフェルダーになります。赤果実黒果実の香りがあり、ライトながらまろやかさと果実味のある味わいで、鹿肉ともいけます。 続いてはロゼスパーク。こちらはイチゴなど赤ベリーの香りやマジパン、赤い花の香りなどがありつつ、やや辛口くらいの甘みのある、それでも酸や勢いのある泡のおかげでスッキリ頂けるものでした。 鹿肉に合わせつつ〆の1杯と言った感じで飲みましたが、この優しい甘みと鹿肉の甘みが嵌りますし、スッキリした質感と泡の刺激に肉のモッチリ感がいい対比になって赤以上の相性だったかも。 ただ、これがあるとなりますと頂かないわけにはいきません。ロゼの写真の後ろに少し出ていますが、アイスワインを使ったシュトーレンです! 何とも贅沢な1品ですが、甘味の質がやはり柔らかいですね。香りにはそこまでアイスワイン感はありませんが、それでもナッツやフルーツの香りに加え独特の香ばしさがあり、非常に上品な味わいでした。 一緒に写っていますのは、このシュトーレンにお勧めというリースリングのやや甘口白。フルーツ香に加え、蜜っぽさや微かなオイリーさがあり、味わいの甘さも甘口ですがそこまでべったり甘いものでもないという事で、シュトーレンの香り、甘さに確かにバッチリ噛み合います。これは見事なマリアージュでした。 2018年はシュトーレン食べられていなかったのですが、こちらで良いものを頂くことが出来ました。今年も作られるなら、また年末お邪魔しないといけませんね。あと、フラムクーヘン+ビールも忘れないようにしませんと^^ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月16日 00時22分37秒
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