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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年01月19日
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カテゴリ:帰省ネタ
帰省した際よくお邪魔させて頂いていたイタリアンのポエシアさん。
以前は新浜本町と言う、中心の飲食店街からは離れた郊外と言える場所にありまして、専らランチに行っていました。それが、昨年10月にその中心飲食店街である秋田町へ移転され、営業も夜だけと言うスタイルに変わられました。

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と言う事で、今回の帰省で早速お邪魔させて頂きました。場所は秋田町一丁目54。中心飲食店街ではあるのですが、メインのエリアからは少し外れた比較的静かな場所ではあります。

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今回はアラカルトで軽く頂くという感じでした。こちらは前菜5種盛り。時計回りに一番上がローストビーフ、なんとザーサイと合わせるものです。隣は豆乳ババロア土佐酢のジュレ、カプレーゼ、マグロのカルパッチョ、砂肝を使った一品、となります。
豆乳ババロア、カプレーゼ、マグロのカルパッチョは流石の味わい。特に、ババロアのミルキーさ滑らかさコクと、ジュレの酸味と出汁の風味が洋の中に和を感じさせます。ランチでも頂きましたがよりまろやかなところはよりまろやかに、鮮明なところはより鮮明になっていたでしょうか。
ただ、印象的だったのはお肉の2品で、砂肝を使ったものは調理法を失念してしまったのですが、コリコリの食感が活きつつも堅いというものではなく、適度な歯ごたえと豊かな旨みを楽しめます。そして、ローストビーフとザーサイを合わせるというのは驚きでした。ザーサイの香りと食感、旨みが、肉のモッチリ感や旨みによく合っていました。

右上に見切れているスパークリングを1杯目に頂きました。果実味がありつつも後口は酸や泡の印象でさっぱり。香りもフルーティなもので、カプレーゼやカルパッチョにはバッチリでした。
また、写真を撮り忘れているのですが白も頂いており、オーストラリアのシャルドネだったかと思いますがやはり果実味しっかりで、香りも南国フルーツ的な印象の中にナッツや蜜を感じるものでした。
このシャルドネ、ババロア、砂肝と合うのはある程度想定できるものではありました。ババロアのまろやかさとワインの果実感は当然噛み合いますし、砂肝のしっかり旨みがあるもののコッテリはしない味わいにはやはり白が馴染みます。
ただ、ローストビーフとザーサイ、これが一番良かったように思います。ワインにしっかり果実感があるおかげで、牛肉の味わいにもそうそう負けず(肉の脂がきつくないのも大きいでしょうが)、寧ろ鉄っぽい味わいを引き出し盛り立ててくれるくらいでしたし、そこにザーサイの塩気や旨み、食感が加わることで、ワインの果実味も活きるような印象でした。

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パンをオーダーして箸休めです。2種類の味を楽しめるのが嬉しいところ。オイルもよく薫っています。

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パスタはカルボナーラ―をお願いしました。本来は生クリームを使ったものだそうなのですが、使わないタイプですか?と伺ったところそれも出来る、とのお話でしたので無理を言ってお願いしてしまいました。
このスタイルにしますとソースは当然濃厚ですが、それに負けない麺の食感とそれに似合った太さが嬉しいところ。コショウの香りも利いています。

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このローマ風カルボナーラに合わせるなら、白なら樽の利いたシャルドネやオレンジワイン等しっかりしたものがいいですし、やはり赤が手堅いかなと。
グラスでお願いした赤、なんと日本ワイン。それも、朝日町ワインのマイスターセレクション・アッサンブラージュ・ルージュでした。
こちらは、元々イタリアンですがイタリアワインが多いリストながらもそれだけに拘らないラインナップでしたが、まさか日本ワインをグラスで頂けるとは!
マスカット・ベーリーA、ブラッククイーン、カベルネ・ソーヴィニヨンと言うセパージュと言う事で、イチゴっぽさや赤い花のニュアンスがありつつも黒果実やスパイス、特に茶色のそれだけでない黒コショウっぽさが感じられました。味わいは酸味基調ではありますが穏やかな果実味、後口を締める酸があり、ミディアムライトなボディにしっくりくるバランス感でした。

これがカルボナーラにバッチリ。ワインのスパイシーさや黒いフルーツ香が、カルボナーラの黒コショウの香りにバッチリですし、チーズの香りを伴うソースのコクに対しても香り、酸味など嵌ります。また、そのしなやかな口当たりと、パスタの食感の相性も良好。


朝日町ワイン・マイスターセレクション・アッサンブラージュ・ルージュ 赤 マスカットベリーA ブラック・クイーン ツヴァイゲルトレーベ 山形県 2016 720ml Asahimachi Wine Assemblage Rouge 山形 朝日町 ミディアムボディ 赤ワイン 国産ワイン 有機 日本ワイン
流石高評価のワイナリーと言うべきか、このワインのコスパはかなりのものですね。他に、焼きでも煮でもいいですがアナゴなんかも合いそうかなと。

徳島の地で創られる素材同士のマリアージュ、をお料理のコンセプトとされていますが、ザーサイとローストビーフや、ババロアとジュレなど、それを存分に楽しめるものでした。お昼の時も勿論良かったですが、夜ですと文字通り一味違うかなと。
加えて、やはりワインをガッツリいただいたのも良かったです。お料理とワインとのマリアージュも、しっかり堪能できました。
益々パワーアップされたポエシアさん、また是非お邪魔せて頂きたいですし、実はこちら、県内の料理店さん等とコラボイベントもよくされており、一度そちらへも参加してみたいものです。

poesia
徳島市秋田町一丁目54ロイヤルクレイン秋田町1F
088-602-7030
営業時間:18時〜24時
定休日:火曜日

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さて、今回の帰省でも色々食べていますので今回の記事でまとめてしまいます。先ずは、寒い時期ならますます美味しい徳島ラーメン。
またもや巽屋さんですが、今回はスープが以前ほど黒くなくより明確に茶色系でした。ラーメンのスープは行くタイミングによって状態も変わるでしょうが、スタイルそのものを変えたのかどうか、また次回お邪魔して確認しないといけません。
茶色系の中ではやはり上品なスタイルですが、生卵とご飯を付けてこそ、という雰囲気ではありました。

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パスタ、ラーメンと来ましてまたまた麺類です^^;焼きそば専門店の突貫亭さんで、こちらも帰省すると必ずお邪魔するお店です。
ソース味か醤油味か、太麺か細麺かを選べます他、トッピングやサイドメニューなども色々選べます。また、今回はお邪魔した15時~18時の間と言う時間がよかったようで、デザートの杏仁豆腐が付きました。細麺醤油味でお願いしましたが、その旨みとコク、塩気がご飯にもバッチリです。

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そして、ちょっと珍しいスポットが出来ていましたので足を延ばしてみました。徳島市立高校正門前にあります、まる・さんかく・しかくというサンドイッチとスイーツのお店です。
最近、京都などでよく食べられています厚焼き玉子サンドはブームの気配がありますが、こちらも出汁の利いた卵焼きの入ったサンドイッチが買えます(テイクアウトのみ)。
プレーン、チーズ、明太子入り、ワサビ入りの4種があり、このパックは4種詰め合わせでした。プレーンは、やはり卵がこのサイズですので、少々マヨネーズも塗ってくれていたようでしたが卵の味がはっきり感じられます。香りもよく、パンもふわっとしていました。チーズは、そこにチーズのまろやかさやコクが加わるというもので、まあ合わないはずは無しです。明太子は、そこまで明太子がガッツリ主張するわけではなく、軽く風味や旨みを足している、と言う感じ。ただ、ワサビはしっかり辛さと香りが来ます。美味しいですが、小さい子なんかにはちょっと気を付けた方がいいかも^^

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12月の最終日曜日に間に合いましたので、とくしまマルシェへも勿論行っております。最近、先日の記事にもさせて頂きました鳴門のズッファプローストさんが出店されているという事でご挨拶を。ビールは、地ビールを扱っているところが何件かありますのでドイツビールでは地の物ではないという事で出せないようですが、ワインは自社輸入と言う事でか販売(ボトルのみでその場では飲めないようでした)されていました。
他は、お菓子やジンジャーエールなど。特に、お店へお邪魔した際に頂いたアイスワインのシュトーレンがあったのは驚き。

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しかし、ここはお昼も兼ねていましたので、グーラッシュをお願いしました。その場で調理されており、温かいものを頂けました。飲み物は、会場の自販機に売っていたジャワティーストレートです。

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コクのあるシチューと野菜の甘みがよく合っていますし、その野菜はゴロゴロ入っており食べごたえもありました。特に良かったのがこの鳴門金時。やっぱり地の物が入っていますね。しかし、ビーフシチューに入れても鳴門金時面白いかも知れません!

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あとは、やっぱり外せない日和佐燻製工房さんの燻製です。今回は、クロムツとスモークチーズのもろみ漬けを購入。
クロムツは、お店の方が骨があるよ~、と仰っていた通り結構しっかり骨があり、味わいも燻製香が柔らかく魚の旨みをより引き出していることもあり、魚食べてる感が強かったです。
チーズは、スモークチーズの漬けなわけですから美味しくないはずが無く。もろみと言う事で風味もあり、それがスモーク香と相まって深みを感じさせました。また、残った燻製香の付いたもろみで野菜やお寿司なんかを頂くと、またこれも美味しくなりました。

今回も色々食べました。たまの帰省ですが、美味しいものが色々と迎えてくれるというのは嬉しいところです。今回もごちそうさまでした。

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最終更新日  2019年01月19日 23時13分39秒
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