テーマ:ワイン大好き!(30785)
カテゴリ:アメリカワイン
年始に飲んだワインもこれで最後。今回はカリフォルニアのシャルドネです。 シャルドネ・ヘリテージ・リザーヴ2015。生産者デローチは1973年創業ですが、その後畑を大きく増やすなど経営を急拡大した結果破たん。その後ブルゴーニュのネゴシアンであるボワセ家が所有するに至ったそうです。デローチはロシアン・リヴァー・ヴァレーにある畑名だそうですが、ボワセ家は拡げた畑の選別を行い、更にビオディナミを導入するなどして注目を浴びているようです。 価格は2000円程度ですが楽天内に同一ヴィンテージは無いようです。 色はしっかり黄色です。ツヤのある色合い。 香りはハチミツやミード、メープルシロップ、更に完熟南国フルーツやキンカンのシロップ漬けなども感じられ甘いニュアンスがしっかりあります。他に、ミカンやグレープフルーツ、果肉がオレンジ色のメロンといったフルーティさも。加えて、オリエンタルスパイスや少々の土っぽさ、根菜のような要素、ホワイトチョコやクリームといった気配も感じられました。 味わいは香りに似合った果実味のアタックがしっかり。ただ、それがべったりゴツイという感じではなく、しっとり系の酸を伴いながら柔らかく広がって消えると言った印象です。ミネラル感は割と感じ、塩気があると言えるほど。ボディはライトで、割とサラッとキレイ目、クリアーさすら感じるような質感でした。 個人的に、このタイプのシャルドネを食事に合わせるのは結構好きです。 やはり、しっかりした味わいのものに合うのは間違いなく、宅配ピザをつまんだところホワイトソースやチーズとの相性がバッチリ。ワインの甘いニュアンスがクリーミーさやコクによく馴染みます。 また、大トロなんかもよく合いまして、その脂のまろやかさにワインのコクが噛み合うのは勿論、トロの香りに対してワインの香り、特にスパイシーな部分が馴染む印象でした。その他、スモークサーモンや生ハムも、脂っ気は少ないもののそのしっかりした旨みと塩気のおかげでいいつまみになりました。 あと、意外だったのがネギと貝のヌタ。酢味噌で和えているわけですが、その酢味噌の甘さやコクに対してワインの果実味や酸、蜜っぽさが合いました。 樽香ガンガン!といった昔のカリフォルニアシャルドネとは違いますが、それでもフルーティさやある程度の樽香による蜜っぽさを感じられ、やはり他の産地とは違うな、と言う所を楽しめました。その中で、ちょっとキレイ目なところも見せるのはブルゴーニュの造り手によるロシアン・リヴァー・ヴァレーのシャルドネ故に、と言う所でしょうか。 [ワイン]24本まで同梱可☆デ・ローチ シャルドネ 白 750ml 1本 (カリフォルニア)【RCP】 楽天内では、ヴィンテージ未表記ですがこちらのお店で投稿時現在1673円。この価格はかなりのコスパかなと。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年01月27日 23時14分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカワイン] カテゴリの最新記事
|
|