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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年06月06日
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  • KIMG4527.JPG

まだまだ続きます5月のワイン会のワイン、今回のものはハイライトの1本です。
プファッフェンベルク・リースリング・スマラクト2012。生産者はエメリッヒ・クノル。今では有名産地となりましたオーストリアですが10年くらい前はまだまだ知られていない産地で、日本で手に入る銘柄も多くはありませんでした。そんな中、銘醸地ヴァッハウの4大生産者は、ロバート・パーカー氏の評価も高かったことからちらほら見かけました。そんなヴァッハウ4大生産者の一角を担うのがこのエメリッヒ・クノルです。
セパージュはリースリング100%。プファッフェンベルクは正確にはヴァッハウではなくクレムスタールの畑になります。価格は6000円程度でした。

はツヤのある黄色。深みのある輝きです。

香りは、開けたてはやはり閉じていたようで白コショウ的なスパイスにタイムやローズマリーなどの乾燥ハーブっぽさ、そこにリンゴが加わるといった所でした。それが、時間経過でどんどんフルーティさを増し、グレープフルーツやミカンと言った柑橘、南国フルーツと言ったものが加わります他、リンゴも蜜入りリンゴ的なものがより強く印象を与えるものに。また、スパイスも白コショウに加えオリエンタルなそれっぽさが感じられるようになったり、ハーブっぽさもよりグリーンが鮮やかな要素が出てきたりしました。

味わいは、果実味のアタックが軸ではあるものの、それは落ち着いたものとなっています。そこに、しっかりした、しかしこれまた落ち着きのある酸が加わり、両者が拮抗、バランスの良いものとなっています。ボディはミディアム程度ですが、ハリやミネラル感、程々の量感を感じるもので、スケールや深さ、透明さと言った印象を受けるものでした。

会では、やはり全体的に合わせてみましたが、意外だったのがタレッジョとの相性。負けることは無いかなと思いましたが、これが負けるどころかチーズの塩気や旨みとワインの果実感がよく馴染みますし、クリーミーさと質感の噛み合いも良好。加えまして、ウォッシュ独特の臭いとワインのフルーティな香りの相性も良く、意外な組み合わせを発見できました。
あとは、流石オーストリーワインと言うべきか、サラダの青い野菜の香りやみずみずしさなんかにもマッチしていました。

美味しいリースリングが飲みたい、という事で飲んでみましたが、その望みはバッチリ叶いました。適度な力強さ、華やかながらもオーストリーのリースリングらしいハーブぽさやスパイス感などが感じられ、見事としか言いようのない1本でした。

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最終更新日  2019年07月03日 22時50分36秒
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