テーマ:ワイン大好き!(30781)
カテゴリ:イタリアワイン
今回はイタリア、ピエモンテのワインです。しかも18年熟成モノ。 ランゲ・ネッビオーロ2001。生産者ニコレッロは、1900年代初頭にランゲとロエロに設立されたワイナリーだそう。ネッビオーロは寝かせてこそ真価を発揮するという哲学のもと、造ったワインを自社で長く熟成させてからリリースしています。また、価格的にも手頃で、高級な銘柄の多いピエモンテのネッビオーロを手軽に楽しませてもくれます。 こちらのワインも、2000円前後で購入できます。 色は黒さもありますが流石にガーネットカラーです。エッジは透明度高。 香りは腐葉土や黒い土、キノコなどスーボワ的なものや、熟成バルサミコ、ドライフラワー、ドライトマトといったものが感じられ、熟成感しっかり。そこに、ナッツやチョコレート、鉄っぽさが加わります。フルーティさもありますが、赤ベリーやイチジク、ナツメヤシ、それぞれのドライフルーツが、といったところ。ただ、時間と共に黒ベリーやダークチェリーの気配は感じられるようになりました。 味わいは流石に穏やかなものです。柔らかな果実味のアタックがありつつ、意外に多い小さな赤い果実系の酸が、粉っぽいタンニンやそれに伴う渋みと一緒にスッと出てきます。ボディはミディアムですがライト寄りと言っていいでしょう。柔らかでしなやかな質感でした。 香りの印象通キノコとの相性はよく、色々なものをベーコンと共にバターソテーにしたものなどは良いつまみでした。キノコの香りそのものとワインの香りが合いますし、旨みがありつつも穏やかなキノコの味わいにもいいですね。勿論、ベーコンのスモーキーさや脂、塩気といったものにもいけます。 また、このワインもピザとはよく合い、ピザ生地にもいいですし、こちらはベタなペパロニを合わせましたが、ピーマンの青い香りや、サラミの塩気旨みに対してもよく馴染んでくれました。もちろん、トマトソースにはバッチリ。 以前から、その手頃さとヴィンテージの古さから気になっていた銘柄でしたが、勿論熟成感はあるものの、きっちりまとまっており、良くも悪くも?手堅いワインでした。 この価格帯で熟成ネッビオーロの雰囲気を楽しめるのですからありがたいものです。 [2001]ニコレッロ ランゲ ネッビオーロ [2001]Nicolello Langhe Nebbiolo [2001年] イタリアワイン/ピエモンテ/赤ワイン/ミディアムボディ/750ml 楽天内にも扱いはあります。こちらのお店では投稿時時点で1935円。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月14日 00時58分10秒
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