テーマ:ワイン大好き!(30782)
カテゴリ:帰省ネタ
徳島県はワインを買えるお店が無いようで実はある、といった感じだったのですが、昨年新しいワインショップが誕生しました。
それが、ワインショップTAIさん。仲之町という、飲食店街からも遠く無い街中の、ビルの奥まった1階という独特のロケーションにあり、注意していないと通り過ぎてしまいますし、見つけてもちょっと入りにくそうな雰囲気。 しかし、中に入れば沢山のワインと、角打ちスペース、そして情熱ある店主の方(とたまに赤ちゃん)が迎えてくれます。 扱っているワインは、フランスの自然派オンリー。拘ったラインナップですが、最近は徳島にもそういったワインに力を入れている飲食店さんが出来ていたりして、コラボイベントなどもされているそうです。実は、先日記事にしましたシャトー・ルランはこちらで購入させていただきました。 角打ちありという事で、勿論飲んでもいます。上記の写真がそれで、いただいたのはクリスチャン・ビネールのリースリング・ヴィネック・シュロスベルグ。ヴィンテージは失念してしまいましたがある程度のバックヴィンテージだったかと思います。 ツヤのある黄金色に、蜜っぽさやミード、ハーブ、スパイスなどが香り、味わいはバランス型もエキス分のある飲み口が印象的でした。 リースリング 特級畑 ヴィネック・シュロスベルグ [2015] クリスチャン・ビネールChristian Binner Rieslig GC Wineck Schlossberg 楽天内には投稿時現在2015ヴィンテージがあるようです。多少若さがあるのでより分かりやすく華やかでしょうか。 イベントは色々されているようで、特に角打ちスペースを使った試飲会はある程度定期的にあるよう。1月は、なんと3日に試飲会をされていましたのでお邪魔しました。 ご用意いただいたワインは、ジュリアン・デリューのル・ジョー2018、タイユムーシュ2018、ラ・ヴィノテリエのル・ジョー2013、クレモン・バローのエルブ・ルージュ2019、ジュリアン・メイエのピノ・ノワール・レ・ピエール・ジョード2018、そして、ブノワ・カミュのシャトー・ルラン2018です。 シャトー・ルランは購入させていただいたものの1つ次のヴィンテージになります。購入時は、店主お勧めのワインという事で柔らかい2017と、しっかりした2018という事でしたが、食べるものとの関係で2017を選びました。この2018も、確かに果実感や硬質さがありますが、バランスは良かったですね。 どのワインも良かった(強いて言えば、ジュリアン・メイエのピノは開けたてという事もあり大分堅かったですが)ですが、特に印象に残ったのはタイユムーシュとル・ジョーの2013。 前者は、ロワールのカベルネ・ソーヴィニヨン100%という面白いセパージュですが、カベルネ・ソーヴィニヨンらしいスパイシーさや果実感がありつつも、しなやかな飲み口や香りの中の土っぽさ等はどこかロワールのカベルネ・フランを思わせるようなところも。 後者はそのカベルネ・フラン100%ですが、7年の熟成を経て、黒いフルーツなども感じさせつつ、ドライハーブやスパイスなど芳醇な香りがありつつ、落ち着いた味わいを楽しめました。 これは非常に面白いお店が出来てくれました。自然派を扱うお店は以前からありましたが、こちらはそれらのお店ともまた違ったラインナップで面白いです。また、角打ちは夕方6時からとちょっと早めで、帰省すると夕飯は大体家で取ることから外飲みをあまりしないのですが、ここなら夕飯前にちょっと1杯という飲み方も出来ます。次の帰省が楽しみになりました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月22日 23時49分47秒
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