ラディカル・ホスピタル 9/ひらのあゆ/芳文社まんがタイムコミックス
ラディカル・ホスピタル 9知る人ぞ知るひらのあゆさんの医療4コマの傑作。とある病院の外科病棟を中心に、個性あふれる医者・ナースたちの元気で過激で意外と真摯な日常を描いた漫画です。これが、ネタが面白いのは勿論、病院、病気や命といったものまで、時事を踏まえ、実にわかりやすく、前向きに描かれていて、こんな病院なら入院したい!って思わせてくれるんですよね(おいおい)。あるいはこんな先生にかかりたいとか。主人公は、ノリは抜群、ヒゲのむっさいオッサン榊医師。他にちょっとオタク風味、天然メガネ君で榊の同級生景山医師、紅一点美しく有能だけど血に目がない赤坂医師、長身美系で天下御免のファミリーパパ・滝沢医師、ジャニーズ系でうっかりさん,あっ・かる~い里見医師、影は薄いけどなんでも話を聞いてくれちゃう米澤先生&バイオレンス内科医で米沢医師の娘、米澤ヨネ女医など、キャラクターも個性豊か。さすらいのボランティア婦長(今は師長か)なんか最高です。腐女子的萌えどころといえば、やはり榊&景山コンビでしょうか。気心が知れているだけあって、絡む絡む(笑)特に9巻では、各医師の若かりし日の物語も入ってまして、榊×景山派の人にはたまらんです~♪蛇足ですが、この漫画の掲載誌の発行元は芳文社。他の執筆者には、松山花子(九州男児)さんとか、山田まりおさんとか、どこかほのかに腐れた香りがする雑誌です(笑)雑誌は旦那が買ってるんだけどね☆