お母さん、違うよぅ・・・byかげ
夕方、かげがテレビを見てて、「うおっ! うまそう!」と声をあげたのでビックリした。普段なら、そんな事、言わないし「へぇ~」とかはあっても、こんなに反応するのにはビックリだった。何を見てそう思ったのか気になったから、見てみた。テレビの画面に映っていたものは、マグロ!そういえば、しばらく食べてないな~。よし! 今日は、『魚』にしよう!そして夕飯の支度。買ってあった『鮭』を出してみた。私「ほら! 今日は魚だよ~!」ちい「わーい! 鮭だ~!(*^_^*)」かげ「・・・(゚゚;)」私「何? どうした? かげが食べたかった『魚』だよん♪」かげ「お、お母さん・・・(×_×;)シュン」私「ん? かげ、さっき『魚』見て、うまそうって言ったからさ~。お母さん心を込めて焼いてみたんだけど・・・?」かげ「でも、さっき見てたのは『マグロ』だよぅ(・・,)グスン」私「けど、『マグロ』も『鮭』も同じ『魚』の仲間だよん」かげ「マグロ~(#/__)/ドテ」私「ほらほら、好き嫌い言ってないで、早く食べな~!」かげ「お母さん、作ってくれてありがとう(T^T)クゥー」知ってるよ。かげが焼き魚が嫌いな事くらい。でもね、食卓に出てきた『鮭』だって、かげの栄養になるんだよ。その為に冷凍の切り身になって、身を引き裂いて命を絶ってまで、ここにいるんだから、食べてこそ『供養』マグロだって同じ。それに骨のない魚も売ってるけど、ただでさえ箸の使い方を練習してる今だからこそ、骨のある魚を食べさせたいんじゃん?鮭なんて、サンマやアジに比べたら、全然、骨ないし、あっても大きいのばかりだから、すぐ気付くでしょ?昔、かげは魚の骨が喉に刺さって、救急車で運ばれたらしい。それから、魚嫌いが始まったという。だから、同じ魚でも『刺し身』だったら、食べられる。骨がないからね。でもさ~箸の使い方がままならない頃の話だから、大人がちゃんと見てあげてたら、そんな事ないんじゃん?私は、せーなにあげるとき、すんごく目をこらしてあげてるよ。それでも硬い場所があるとせーなはちゃんと出すんだよね。骨じゃなくても・・・。かげにも前まで、そうやってあげてた。けど、ちょっとでも骨があると文句を言うようになってきたので、自分で取らせる練習をさせてるんだ。それで、骨があったら、ちゃんと見ない自分が悪いんだからね。小学2年生にもなって、お箸もちゃんと持てないんだもん。ちいも直さなきゃならなかったから、一緒になってやってたら、ちゃんと持てるようにはなった。でも、やっぱり箸の送り方が違う。どう説明していいのかわからないけど、近くの物を取る時、手前に送るんじゃなくて、外側に送るから、なかなか取れないんだよね。しかも、手の甲が上になっちゃってるから、本来、箸を持つ形から、だいぶ遠ざかってしまう。そして、こぼれる・・・。魚を食べさせたいって気持ちには、いろいろ含まれてるんだよね。っていうか、食事を出す時には・・・。それをわかってもらえるのは、いつになるだろうか・・・?ならないかもしれないけどっ!そりゃ、好きな物は食べさせたいよ。でもね、計算して作らないと食費が持たないんだよぅ。っていうか、子供の癖に刺し身なんて贅沢だ!なので~いつも『海鮮丼』子供だけ~(笑)その方が、ネタも少なくて済むし、ご飯もいつもより多く食べてくれるからね~。よしよし、明日は、刺し身を柵で買ってきてやろう!