今週の「神の雫」 #335 「久しき太陽が照らす君は、二つの影を伸ばして」
ワイン事業部では「家のみワイン3本セット2980」の企画が進む。木戸はモデルオーディション会場で、中学の同級生と再会する。幕間話 第1話前回は遠峰側の「第十の使徒」総括話だったようですね。そして、今号から新展開(?)、幕間話へと突入。第一弾は木戸のお話。木戸は、中学時代野球部だったそうで、その野球部のマネージャー・仲島美帆が今回のお話しではヒロインです。え~っと、お暇な人は以下もお読みください。内容は、ほとんどグチばかりで、自ら読んでも面白くないです。(爆サッカー部とか、野球部とか・・・ 安易で・・・ 関係はマネージャーと部員。さらには、久々の再会・・・ もう、コテコテに鉄板設定で、何の説明も必要ありません。そしてそして、美帆は太陽ビールのモデルに合格しなければ、AV出演が本決まり。もうこれは、借金で身売りする幼なじみを助けよう・・・ なんていう、古き良き時代の時代劇、遠山の金さん か 暴れん坊将軍 か・・・ 水戸黄門・・・ その辺のドラマでも何十何百回と使われたシチュエーションでしょう。これが、必殺シリーズだったら、ゲストキャラは惨劇に見舞われ、敵討ちの話になりますから、多少はバリエーションも広がるのですが、「神の雫」ではハッピーエンド以外の結末はありませんから、意外な展開、感動的な結末ってのは望め無いんですよね・・・。絶対に美帆はAVには出演しませんし、必ず1本のワインが全てを解決してしまうんです。おそらくは、美帆のイメージに合うワイン・企画に持ち込むことになるんでしょうけど・・・。退屈な展開だ・・・。青年マンガなんですから、美帆はAVに出演しなきゃいけませんし、廃退していく美帆が心の支えとなるワインを見つけるが、ワイン事業部の面々は自らの力なさを悔しがるだけで何も出来ない・・・ くらいのシリアスな展開も、たまにはあっても良いんじゃないでしょうか。いっそ、番外編として、雫が江戸時代へでもタイムスリップするとか。遠峰が家政婦としてやって来るとか。そんなネタでもやってもらったほうが、盛り上がること確実でしょう。こうなると、「神の雫」では、紹介されるワインだけの楽しみとなりますが・・・このシリーズの話題は、3本2980円セット。作者は面白いと思っているのかも知れませんが、こんな程度のセット販売は、楽天を見ただけでもすでに在り来たり過ぎて、一般消費者にとって目新しさの欠片も無い企画ですよね。いまさら、自慢げにバロン・ド・ロートシルト出されても・・・ ねぇ(苦笑設定も、選ばれているワインも、どっぷりぬるま湯です。話に凝ってしまうと、ワインが目立たなくなり・・・大きいところに媚びておくと、メリットあるって事でしょうか・・・(爆ワインバッグ付きって言うのも、おそらく家のみで1本1000円のワイン買う我々の多くは、家に持ち帰るまでの保温より、100円でも値引きしてもらった方が喜ぶ人が多いのでは?私の場合、持ち帰りの保温を気にするのは、1本7000円超えのワインくらいからなんですが?作者が普通に飲んでいる中では最低ランクでしょうから、作者にとっては全てのワインは持ち帰りの短時間でも気を遣うのが当たり前なのでしょうか・・・。こんなユルイ話ダラダラ続けるくらいなら、しばらく休載して、先号のローランネタをトコトン突き詰めて欲しいです。次回は #336 3月8日(木)発売号です。今週登場したワインは。■ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ グラン・サッソ■ トレッビアーノ・ダブルッツォ グラン・サッソ■ プライベート・リザーブ・ボルドー・ルージュ ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト■ プライベート・リザーブ・ボルドー・ブラン ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト