第四回 三題噺
何だかんだで、文学同好会の会長も務めている少年です…新入部員がきたので、一筆して貰いました。……何だかんだで、4か月ぶり、かな?三題噺ルール以下のキーワードをすべてクリアするように、ルーズリーフ1枚(表面のみ)を使い、五十分で小説をつくる。お題「勇気」「さつま揚げ」「免許」新入部員Aの文章私は中村龍司、二十歳だ。ちょうど車の免許を取りに家に帰るところである。家へ帰った後のことを考えながら電柱のある角を曲がり、さらに左へ曲がると自宅がある。玄関を見ると、大切にしていた菊の花が枯れていた。家の冷蔵庫をあける。そこにはさつま揚げが入っていた。しかし、それは不気味な姿をさらしている。―――腐っているのだ。私は考えた。これを食うか、食わないか。究極の選択である。勇気を出して食べ、腹をこわすか。食わずに空腹に苦しむか。さぁ、貴方はどっち?