年輪
おはようございます。昨日から降り続けていた雨が上がり、島全体がしっとりとしているような感じです。以前、夫が森林保全センターよりお借りしていた縄文杉の枝(これは、雪のため折れた枝)をスライスしたもので年輪を調べてみたことがありました。半径約9cmの長さの中に235年という年輪がきざまれていました。私の生きてきた時間をたった2cmの幅に凝縮しており、植物の生命のすばらしさを感じました。ちなみに屋久杉自然館に展示している屋久杉は半径90センチで1660年です。環境により成長量に個体差が激しく、年齢を決めることは、困難だそうです。屋久島の山は花崗岩が多く、屋久杉は栄養の乏しい岩山で成長するので、成長が遅いと言われています。その分、材質が緻密で樹脂が多く、くさりにくいので長生きすると考えられているそうです。 あまりにも細かくて、年輪がわかりませんね。縄文杉のキズは、順調に回復しているそうです。