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テーマ:お勧めの本(7328)
カテゴリ:聴、読、沁。
まずは、この日記をご覧いただいております皆さんにご報告。 今年の2月25日の日記で呼びかけました、映画『バベル』字幕版に、日本語シーンにも全面的に字幕が打たれる事が決定したそうですっ! ホンマにご協力、ありがとうございました!! さて、表題の本。 今日の日記のサブテーマは、「電車で読む本は、内容を吟味しましょう!」です。ハイ。 昔、東京から大阪に戻る新幹線で一気に読んだ『マディソン郡の橋』。 名古屋越えるくらいからダダ泣き状態になり、恥ずかしゅうて席を立って通路で読んだバカです、ワシ。 これは“泣き”ではなく“笑い”。 いや、朝のラッシュで文庫本手に「ウププ」とか「ククク」とか頬噛笑むオヤジ、怖いやろ? 初版が97年なので、もう10年くらい前の三谷さんの日常、織田裕二さん主演の『振り向けば、奴がいる』の話など書いてあります。前半は当時「とらば~ゆ」に下ろされていたエッセイ(いやぁ、この時、沢尻エリカさんがマンガを挿されていたんですね~)をまとめ、後半は他の雑誌のコラム・エッセイやご自身主宰の劇団“東京サンシャインボーイズ”の公演パンフの中書きなど。 いやね、三谷さん、ホンマ、この人、(失礼)アホ。 どんな塩梅か、特にボクがラッシュの電車内で声を上げて笑った一節をご紹介。 ~その防災訓練で、祖母は頼まれてもいないのに放水担当を買って出、ホースから水が流れた瞬間にその勢いで後ろに数メートル飛ばされて、腕を骨折した。それ以来、僕の地元では祖母のことを「空中飛行ババア」と呼んでいる~ 人に知れることなく「ムフフ」としていた車内で、向かいの席に男子中学生が座った。 縁にステッチが入った学生服、(あぁ、あの(私立のエエとこの)ボウズやな) おもむろに鞄から新書本を取り出して読み始める。 「うぐっ!」 『三国志』(北方謙三著) よかったーー!!オレのん、カバー着いてて。。。自爆。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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