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カテゴリ:本 ☆
『タナスグ湖の怪物』
グラディス・ミッチェル 著 内容(「BOOK」データベースより) ハンフリー一行は恐竜らしき生物が目撃された湖へ調査に赴いた。巨大動物らしき影や、水面の妖しい波紋を目撃するなか、みなから疎まれていたメンバーの一人が変死する。発見者が孫娘だったため、魔女の血をひくという名探偵デイム・ベアトリス・ブラッドリーが現場である湖に行くのだが…。恐竜+本格ミステリという奇抜な設定を、ミッチェル女史が淡々と綴る異色作。 ネッシー(ネス湖じゃないからこの名は適当ではないけど)を探す素人調査団。 そのメンバーの毒舌根性曲がりの女性が不審な死を遂げた。その謎を追うのは デイム・ベアトリスと孫のサリー、デイムの秘書のローズの3人。 本編の半分以上はタナスグ湖での怪物探しと複雑な人間関係の説明で、いつまでたっても事件は起こらない。この本は1978年に出版されてるのでハイテク機器を使った捜索じゃないし、素人集団なので資金もないのか、湖の周辺に人員を配置し湖を監視し続けると言うもの。 怪獣(タナスグ湖だからタッシーか?)を見張る場所とカメラを設置した場所が離れてるので 湖に異変があってもカメラの所に着く前に湖は元の姿に戻ってる。 とっても効率の悪い調査方法だよなぁ。カメラはいつも携帯しておけよ! と、本筋とは離れた箇所にイラつく。 サリーが好きじゃない。 デイム・ベアトリスのシリーズは何冊かあるらしいけど、もう十分だわ。 私には面白さが分からなかった。 タナスグ湖の怪物 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月08日 08時32分05秒
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