反則を言うなら、構えが反則なんじゃないかな?というのがようちゃん2号の見方だな。
誰も言わんのだけれど、反則を言うなら亀田大毅の構えが反則だったんじゃないかと思うのね。下を向いたまま頭のてっぺんを前に突き出して、顔を両手でガードするファイティングポーズって、ようちゃん2号、今まで見たことなかったよ。相手から腹にも顔にもパンチを受けないっていう構えではあるけれど、パンチを打つ構えじゃなかった感じ…。だって、そんな構えじゃ、相手の出してくるパンチが見えないでしょ?「いいや、そうじゃない、相手の出してくるパンチは見えなくていいし、あれで大毅はパンチが打てるんだ」って言う人がいるかもしれないけれど、それだとすると、大毅は空に向かって打つときに強いパンチが打てるってことになるな。ウルトラマンが空に向かってこぶしを突き上げるポーズのときみたく…。(その場合、もう一方のこぶしは肩の辺りに来るね)それか、アンパンマンの「アンパーンチ」って感じ…。(アンパンマンは空を飛べるから、出しっぱなしのこぶしでも威力はある感じだけれど…)はっきり言うけれど、あのスタイルって柔道の試合で言うと、相手のエリをつかんで両手突っ張ったまま腰を90度曲げているような体勢でしかなかったと思うよ。んで、あわよくばチョーパンって言うの?頭突き食らわせられれば、儲け物ってな感じ…。下向いているから、相手の目尻がどこにあるか狙いを付けられない。よしんば狙いをつけられたとしても、ウルトラマンの型の力もスピードもないパンチじゃ内藤選手にかわされる。だから、大毅はグラウンドレベルに持ち込む必要があった。そうじゃなくても、押さえつけるような体勢にね。押さえつけたりグラウンドレベルにすれば、フットワークでかわされるってことがなくなる分、狙いやすいもの。狙いははじめっからそんなところにあるから、グランドレベルに持ち込むのに必死になって、最後、抱えあげたりしたんじゃないかな?抱えあげるのは反則で、それはボクシングでないってそこだけ取り上げるの、変だと思う。はじめっからボクシングじゃなかったってのがようちゃん2号の感想…。このマッチメイク自体が反則だったのかな?