|
カテゴリ:料理
今日が旧暦の正月なのか良く知らないが、夫の知り合いの中国人学生のアパートで中華料理を作って新年を祝おう!というパーティーがあるので、行ってきた。中華は好きなので時々本をみて作るが、やっぱり中国人のやりかたを生で見るのは勉強になるだろうな、と思い、私もエプロン、包丁、まな板を持って参加した。ヨーロッパ人が半分アジア人半分という感じの構成のパーティー。私以外、アジア人はみんな中国人だけど、台湾、香港、中国本土とバラエティーに富んでるので北京語、広東語がごちゃ混ぜに飛び交ってた。10年前にベルギーに来て、とあるレストラン(中華じゃない)で働いて、言葉も覚えた、という香港人のシェフが指揮をとってた。うーんすごい。こんな小さなキッチンで、おまけに電気調理器なのに、どんどん料理ができてくる。やっぱり、私の料理はのろいなぁと実感・・・昔イギリスに留学してたときも、中国人の友達によく、ようこの料理はおいしいけど、のろい、と言われたっけ・・・
何か手伝おうか?と聞くと、餃子の皮を作ってくれ、とのこと。いつも料理の本をみて作ってるので、適当に目分量でやれといわれると、あせったけど、なんとかできた。粉を入れて、卵をひとつ入れて、水を300ccくらい入れたのかな。ちょっとゆるすぎるので、適当に粉を足していく。耳たぶくらいのかたさになったら出来上がり。ここから延ばしていく作業が、中国人のSさんは速かった。聞いたら、小学生のころから、お母さんが餃子をつくるのを手伝ってたとの事。私も結構手伝ったけど、日本は皮は買ってくることが多いので、包むのは得意だけど、皮からつくるのは、ベルギーに来てから。Sさんはあっというまに、種をちぎり、粉をまぶして棒状にしていく。それをナイフでぱぱぱっと小さく切って、丸めて麺棒でのばす。こののばすのが、私なら30秒くらいかかるところを10秒くらいでできてしまうのだ。ドイツ人男性の料理が得意という人が興味を示して、私と一緒に皮を伸ばしはじめる。彼はなかなか筋が良かった。私たちは生産性がどんどん高まっていくのに、包むほうが遅い。でもはじめての人はしょうがないか。途中で到着した中国人の女の子のやってた中国風包み方が可愛かったので、今度私もやってみよう。日本のやり方もきれい、とほめられる。 それにしても、久しぶりだなあ、こういう国際的なパーティー。新しい人と出会えて楽しい日でした。 そういえば、9年前留学中に出会った中国本土から来た学生は、まあ、年齢も上の人が多かったというのもあるけど、古い中国を引きずってる感じの人が多かった。今日会った若い子たちは、あまり日本人の若い子と変わらない感じ。ファッションにしても、好きな音楽映画にしても。私もアジアの文化は大好きだし(中国映画とか韓国のドラマとか)、なんかアジアはひとつになってきてるのかも、と思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 20, 2005 10:51:23 PM
コメント(0) | コメントを書く |