YOKOHAMA ORANGE LIFE ANNEX

[サッカーとお金の話] カテゴリの記事

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• 地域密着型スポーツ・その２

  昨日の日記に引き続き、地域密着なスポーツのお話。そういえば、今年から「四国アイランドリーグ」という野球の独立リーグがはじまったのですよね。ホームページ中にある「リーグの基本姿勢」や「事業構想」のページを読んでみたのですが、社会人野球チームが減っている→プロ野球やメジャーリーグを目指す若者が野球を行う環境が少なくなっている→若者へのチャレンジの場を作ろう！→地域のリトルリーグや大学・社会人野球との交流を進めよう！→地域における野球の普及･レベルアップに貢献しよう！とありまして。まぁ、野球についての熱い思いは伝わってくるのですが、野球以外の他のスポーツとの連携、なんていう視点は皆無なのですよね。四国は野球王国かもしれませんが、サッカーだって高校サッカーの名門チームがいくつもありますよね。Ｊ２には徳島ヴォルティスがいますし、愛媛ＦＣや、カマタマーレ讃岐もありますよ。（これは来年からか・・・）野球だけ、サッカーだけでなく、どちらも「おらが町のチーム」としてみんなで応援していくほうが楽しみは二倍になるし、それぞれメリットがありそうな気がするんですけどねぇ。横浜でも、こんな新聞記事がありました。■県内の野球振興を目指しＮＰＯ法人設立へ／横浜この記事でも、「野球王国を作りたい」とか、野球振興のため、という目的はよくわかるのですが、やっぱり他の競技との連携、なんていうことはまったく書かれていないのであります。野球の競技人口や、観戦客数が年々減少していることへの焦りがあるのかなぁ、と勝手に推測してみたのですが。それだけが理由なのでしょうか？

  2005/11/09

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• 地域密着型スポーツクラブ

  この前の週末から、ｂｊリーグというプロバスケットボールリーグが開幕しました。既存のＪＢＬ　スーパーリーグとは別に新たに設立されたこのリーグの特徴は、なんといっても「ホームタウン制、地元密着型球団経営」というところにあるのかなと思います。ｂｊリーグの「２０の実践」という項目の中に○ホーム・アリーナ構想ファミリーで楽しめる安全・清潔（セーフ＆クリーン）なホーム・アリーナの確保・整備を行う。ホームタウンの活動拠点の核となるホームアリーナを整備し、クリニックなど、地域密着活動の拠点とする。○総合型地域スポーツクラブ構想 ブースターイベント、スクール・クリニック等、選手も参加する地元ブースターとのイベントを充実させ支持基盤を強化・拡大する。地域密着型の総合スポーツクラブを目指す。将来的にはバスケットボール以外の競技のクラブと連携・協力する。地域住民に幅広いスポーツ文化を提供する。という項目が入っていることから、目指している方向はＪリーグともかなり近いのではないでしょうか。さて、このリーグに参加している６チームのホームタウンは仙台、新潟、埼玉、東京、大阪、大分と、すべてＪリーグチームのホームタウンでもあるところです。この中で、新潟だけは「新潟アルビレックス」とサッカーチームと同一名称とし、異なる競技のプロスポーツチーム同士の連携が図られています。新潟では○アルビレックス新潟（サッカーＪリーグ）○新潟アルビレックス（バスケットｂｊリーグ）○チームアルビレックス（スキー＆スノボのチーム）○新潟アルビレックスランニングクラブ○アルビレックスチアリーダーズと、「アルビレックス」という名前・ブランドをいろんなスポーツチームで共有することで、地域でさまざまなスポーツチームを支えようという形が出来上がってきているのではないでしょうか。これぞまさしく、地域密着型総合スポーツクラブへ向けた第一歩ではないでしょうか・・・他の６チームは、Ｊリーグチームとの連携なんてのは考えてないんですかね。試合のシーズンもそれぞれ異なることですし、上手く連携すればそれぞれにとってメリットあると思うのですが。エスパルスの場合、サッカーとレーシングチームはあるのですが、それ以外のスポーツとの連携って・・・・聞いたことないですね。

  2005/11/08

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• ビッグクラブ？への道

  ■浦和レッズ　三菱自と増資合意　地元中心に引き受けへ（産経新聞）■サッカー：Ｊ１　レッズ増資引き受け、知事が意向表明「さいたま市応じれば」　／埼玉（毎日新聞）レッズといえば三菱自動車、というイメージが強かったのですが、三菱の出資比率を引き下げ、地元企業を中心に出資者を増やすようです。フリューゲルスや、去年の近鉄バッファローズのようなことを繰り返さないためにも特定の大企業の影響下にあるよりも、多くの企業から少しずつ出資を受けているほうが、経営は安定するし、特に地元企業との結びつきを強めることは、地域密着という観点からも良いことだと思います。エスパルスの株主って・・・どんな会社なんでしょう？スポンサーはＨＰに掲載されていますが、株主の情報はどこにも出てないんですよね。一体どうなっているのか・・・■鹿島　Ｊ初の指定管理者へ（スポニチ）■野球ｖｓサッカーの仰天バトル勃発…カシマ消滅危機（ＺＡＫＺＡＫ）先に紹介したスポニチの記事では、アントラーズがカシマスタジアムの指定管理者に内定した、と書かれていますが、ＺＡＫＺＡＫではオリックスの関連会社が、カシマスタジアムのネーミングライツ売却を提案して指定管理者に名乗りを上げ、アントラーズと指定管理者を争っている、と書いてあります。指定管理者、って施設の管理を役所から委託されるだけなんじゃないの？命名権の売却とか、そんなことまでやれるものなんですかねぇ・・・そういえば、少し前にエスパルスがエコパの指定管理者に立候補したという新聞記事がありましたが、その後どうなったんですかね。日本平とナショナルトレセン、蛇塚グラウンドの３つをまとめて管理する指定管理者を募集しているようですね。こっちの３つの施設こそ、エスパルスが指定管理者をやるべきだと思うんですが。

  2005/11/04

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• 究極の？ネーミングライツ

  そういえば、「豊田市」って、昔は豊田市じゃなかったんですよね。昔は「挙母市（ころもし）であったが、トヨタ自動車にあやかって豊田市と変更された」のだそうです。（Wikipediaから引用しました）逆のパターン、たとえば、本社が横浜市にあるから、社名に「横浜」を入れるってのはよくありそうですが、会社の名前にあわせて町の名前を変えちゃうってのはすごいですよね。豊田市でなにかあれば、そのたびに「トヨタ」「トヨタ」ってニュースで宣伝してくれるんですよね。最近、サッカースタジアムで「ネーミングライツ」を導入しようというところが増えてきましたが、競技場の名前だけじゃなくて、町の名前を変えちゃうってのは、究極のネーミングライツなのかもしれませんね。

  2005/10/31

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• スポンサーだって埼玉ダービー

  サポティスタに記事が紹介されていたのですが、こちらもダービーで熱くなってます。■埼スタでスポンサー常設看板めぐり熱き戦い大宮のメインスポンサーであるＮＴＴドコモの看板が埼玉スタジアムに設置されているようなのですが、ボーダフォンがスポンサーである浦和の主催試合時にライバルチームのスポンサー（それもボーダフォンにとってライバル企業）の看板が出ているのはよくないということで、来季から浦和の試合の時には、ドコモの看板を布で隠すそうです。ドコモ＝大宮　ＶＳ　ボーダフォン＝浦和　ってことですか。へぇ～。浦和の試合で看板隠しちゃうなら、広告料安くしてくれればいいのに。そういえば、横浜国際総合競技場の名前が日産スタジアムになりましたが。ＦＩＦＡの主催試合のときには「日産」の名前を出しちゃいけないそうで、８月のワールドカップ予選のときは「日産」という名称を一切使わせてもらえず、看板などもその日１日のためにすべて隠したんだそうです。１２月のクラブ選手権のときも、やっぱり日産の名前を使えないようで、競技場の名前はすべて「横浜国際総合競技場」になっています。スポンサーのチカラって強いなぁ。

  2005/10/25

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• 草津よいとこ一度はおいで

  このところごたごた続きのザスパ草津ですが、実はかなり危機的な状況だったようです。■草津、スタジアム改修に緑化…臨時出費■Ｊが草津へ緊急融資5000万円、最悪除名も（いずれも日刊スポーツより）記事によれば、９月に補助金の目的外使用や、競技場使用料未払いが発覚したあと、Ｊリーグがチームの経営状況をチェックした結果、今季の残り試合の開催が危ぶまれるほど、資金繰りが苦しくなっていたようです。今回の５０００万円で今季の試合継続には問題がなくなるとのことです。Ｊリーグにチェック機能があったので、チームが破綻する前になんとか融資を実行できましたが、９月の時点で経営状況をチェックしていなかったら、どうなっていたんでしょうか？おぉ、こわいこわい。短期間でＪＦＬからＪ２に昇格してきたし、経営的にかなり無理をしてきたツケがここに来て出たんですかね。これで今年は大分、草津と二つのチームで経営危機のニュースが流れました。どちらも最後には緊急的な資金援助が得られたので、事なきを得ましたが、まだまだＪリーグのチームの経営も綱渡り状態なんだなぁと考えさせられました。エスパルスは・・・成績はイマイチだけど、大丈夫だよね？

  2005/10/19

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• 百年構想の実現にむけて

  さて、ちょっと気分転換。Ｊリーグ、といえば「Ｊリーグ百年構想～スポーツで、もっと、幸せな国へ～」という立派なスローガンがあります。大型ビジョンがあるスタジアムでは、試合前などに「Ｍｒ．ピッチ」のプロモーションビデオが流れてます。この構想に関連した記事・コラムがありました。その１■サッカー：柏スタジアム、誕生へ　総合スポーツ施設の中核に－－市が基本方針その２■レッズランド、Ｊリーグ百年構想へのチャレンジサッカーに限らず、他のスポーツも楽しめるためのハード整備を始めようとしている（レッズランドは既に始まってるか？）という記事でした。さて。わがエスパルスは、こういう動きがあるんでしょうか？エスパルスドリームフィールドがあるのは知ってるのですが、他に何かやってるんですかね。少し前に、エコパの指定管理者に手を上げてるらしい、というニュースがありましたが、単に収益アップだけのために管理業務をやろうとしているわけではないと思うのですが。

  2005/10/07

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• 次は何が出るか？

  ２５日の日記でザスパがカネがないって話を書きましたが、今日も新たなネタニュースが。■入場者数を過少申告　Ｊ２ザスパ草津いやはや。競技場の使用料を滞納しているってのに、その使用量の根拠になる入場者数までごまかしてたそうですが・・・あれ、Ｊリーグの入場者数って、試合中にも発表されるし、翌日の新聞などにも掲載されますよね。読売の記事だと、「Ｊリーグには正規の数字を報告していた」とあるので、きっと報道などに発表されてる数字は正規の数字で、県への報告だけごまかしてたんですかね。うーん、この前のスタンドの件にしても、今回の件にしても、県側がきちんとチェックしてればもっと早く発覚してたんじゃないかという気がするのですが。今回の記事にも「前社長がごまかしを指示してた」とあるので、前社長が悪いってことになるんですか。体制が変わって、過去のごたごたを一気に清算しようってことなんでしょうか。もうこれ以上の新ネタが出ないことを祈っております。

  2005/09/27

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• Ｊチームの懐事情・草津編

  ザスパは今季からＪ２に昇格したので、Ｊチームとしての決算は今年度の結果が出てからなのですが、気になる記事があったので。■＜競技場使用料＞ザスパ草津が１４試合分滞納■＜ザスパ草津＞運営会社、レンタルを購入と偽り補助金返還へ■Ｊ２ザスパ、仮設スタンド補助金めぐり草津町とトラブルで、これらの記事に対する謝罪・見解等がザスパのオフィシャルに掲載されてます。まず、スタンドの件についてですが。仮設スタンドの購入について、草津町が「公式戦開催」名目の負担金を出す代わりに、試合後は草津町がスタンドを無償使用できるという取り決めだったのに、実はスタンドがレンタルだったとのこと。購入費用とレンタル費用の差額分を他に使っちゃったんでしょうね。草津町としては、ザスパを支援しながら、サッカー開催のためのインフラ整備も出来る、ってことで負担金を出したのだと推測されます。ただ、朝日の記事によると、去年１０月開催の試合でスタンドをレンタルし、スタンドはすぐに業者に返還していた（＝なくなってた）のに、今年８月末になって、やっとスタンドがなくなってることに草津町が気づいたというのが、なんだかマヌケな感じがします。もう一つの競技場使用料滞納の件ですが。記事によって若干書き方が違うんですよね。朝日の記事だと○未納金額は７～８００万円○前社長が７月末に辞任し、経営見直しで県からの請求書数枚を見つけた○ザスパ側は「未納という認識はない。来月にも支払うつもり」読売の記事だと○滞納額は９００万円以上○ザスパは累積赤字が１億５０００万以上で、支払いのめどは立ってないらしい○ザスパ側は「いつ払うと明言できないが、やりくりしながら必ず払う」朝日の記事からは「前の社長が払ってなかった。悪いのは前の社長」っていう雰囲気が漂ってきますが、読売の記事だと、どうもそうでもなさそうです。ザスパって「町のチーム」としてみんなで応援してここまできたっていうイメージがあるんですよね。選手が練習の合間に温泉旅館で働いてお金を稼ぐチームなんてほかにないでしょ。経営面でかなり苦しそうだってのはよくわかるのですが、こうしたことをきっかけに信頼関係が崩れていくってのは、残念です。

  2005/09/25

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• そういえば華原朋美ってどうしてるんだろうか？

  エスパルスのことを考えても、負け試合のことしか思い出せないので、現実逃避気味です。さて、なんだか大変なことになってる大分ですが、話は「小室哲哉はカネがない」という方向に発展してしまったようです。それはおいといて。大分の公式ＨＰに経営諮問委員会の答申の全文が掲載されています。今回の経営危機に対し、経営建て直しのためにフロントが作成した「中期８カ年計画」の内容が、十分な計画かどうかを諮問委員会が調査した結果を答申したものです。○メインスポンサーに依存せず、チケット収入を収益の柱にすること○スポンサー偏重営業を改め、県民をターゲットにした営業に力を入れること○「県民チーム」を具現化するための組織体制の確立と常勤役員の配置・・・・などなどの対策を行いましょう、という内容になってます（詳しくは上記リンク先をご覧ください）これらの対策を速やかに行うことを担保に、９／２１までに必要な２億円については「今の(株)大分ＦＣの財務状況では民間からの調達は不可能」なので、「公的支援」で何とかして欲しい、というのが結論のようです。・・・・こんな状況になってしまったことについて、責任の所在はどこにあるのでしょうか？・・・素朴な疑問です。そこらへんがきちんと説明できなければ、公的支援＝税金での支援は難しいでしょうね。これらの対策は、大分に限らず、Ｊリーグのチームであれば、どこでも実施すべき内容だと思いますし、エスパルスで今年行われているいろいろな取り組みは、こうした考え方に沿ったものなのでしょう。１０／１５はアウェイで大分戦です。無事この試合が開催されることを祈っております。・・・そういえば、諮問委員会の答申がのってるリンク先ページの一番上、「PRESS REALEASE」じゃなくて、「PRESS RELEASE」じゃないですか・・・・

  2005/09/16

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• Ｊチームの懐事情・大分続編

  ９／５の日記に大分の経営危機の事を書きましたが、その続報？が。■負債３億円の大分がシーズン席値上げへ(9/8日刊スポーツ)■Ｊ１大分が経営危機　２億円の公的資金注入を要請(9/14朝日新聞)■大分ＦＣ経営諮問委員会(9/14　OBS大分放送)どうやら、今日（９／１４）経営諮問委員会が１回目の答申を出したようで、○今月２１日までに税金や業者への支払いで２億円必要○さらに今年度中に４億円の運転資金が必要なのだそうです。・・・かなり切羽詰った状況です。Ｊリーグのチームは、各ホームタウンにとって大きな財産だと思うし、何とかこの危機を乗り越えて欲しいと思います。

  2005/09/14

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• Ｊリーグチームの懐事情・大分編

  今週いっぱいは、川崎戦の余韻にひたって過ごそうと思っております。さて、しばらくサボっていた各チームの金の話ですが、こんな記事を発見。■大分ＦＣ経営危機　累積赤字７億円超　債務超過３億４千万円そういえば、大分ってユニフォームの胸スポンサーがなかなか見つからなかったんですよね。おととしはペンタくん（ペイントハウス）がスポンサーで、試合前にオーロラビジョンで谷（旧姓・田村）亮子のドアップのＣＭが流れてて、かなり精神的ダメージが大きかったのですが・・・まぁ、それはおいといて。大分スタジアムって、立地条件は決してよくないのですが、毎試合そこそこお客さんが入ってるし、営業はがんばってるのかなぁと思っていたのですが。記事によると、05年3月期決算での売上が13億4,400万円。調べてみると、コンサドーレがほぼ同じ売上高。ちなみに、エスパルスの売上高は、約32億円。・・・あらら、3分の1までは行かないけど、エスパルスの半分以下なんですね。どうも私の中では、97年の経営危機のイメージが強くて、「エスパルス＝お金がない貧乏チーム」と思い込んでいたのですが。結構がんばってるんですね。あ、エスパルスの話はおいといて。大分の話です。記事を読む限りでは、スポンサーの撤退で収入が減ったにもかかわらず、人件費がかさんでるのが大きな原因のようです・・・サッカーチームで一番金がかかるのは、人件費なんですかね。そうはいっても、バッサリ選手の年俸をカットするのは、チームの士気にかかわるし。安定した観客動員をウリに、新たなスポンサー獲得にむけて努力するしかないのでしょうか。

  2005/09/05

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• サッカーと野球の連携

  仙台をホームとする二つのプロスポーツチーム、ベガルタ仙台と楽天イーグルスですが、イーグルスの親会社である楽天がベガルタのスポンサーになることで、連携を模索し始めたようです。■ベガルタ仙台チームスポンサー 「楽天株式会社」新規決定のお知らせプロ野球とＪリーグの２つのチームが本拠地を置く都市は仙台以外にもたくさんあるのですが、連携がうまくいっているところってなさそうなんですよね。観客を奪い合うのではなく、双方連携してスポーツ観戦客のマーケットを広げていく方が、メリットが大きいと思うのですが。・・・そういえば、楽天ってヴィッセルのスポンサーなんですよね。ベガルタがＪ１に昇格しても、ベガルタとイーグルスの連携は続くんでしょうか？ヴィッセルサポにしてみれば、ちょっと複雑な心境ですよね・・・

  2005/08/10

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• 集金マッチの結果

  さて、ここ１ヶ月ほどの間、日本で行われた海外クラブチームとの試合についてまとめてみました。５／３１　浦和　０－２　ハンブルガーＳＶ　１１，９８３人６／　１　横浜ＦＭ　０－１　ユベントス　３０，２３０人６／　７　ＦＣ東京　１－４　ユベントス　３５，１０２人６／１２　横浜ＦＭ　３－３　バルセロナ　５９，６２１人６／１５　浦和　０－３　バルセロナ　５７，１４３人７／２５　東京Ｖ　３－０　レアルマドリード７／２６　神戸　１－１　ボルトンワンダラーズ７／２７　磐田　１－３　レアルマドリード　３４，６０３人７／２８　鹿島　２－１　マンＵ　４０，１９７人７／２８　Ｃ大阪　０－３　フィオレンティーナ７／２８　川崎　１－１　ボルトンワンダラーズ　４，５１８人７／２８　ＦＣ東京　０－４　バイエルンミュンヘン　２３，６１８人７／２８　新潟　２－２　大連実徳　３１，０７４人７／３０　広島　０－１　フィオレンティーナ７／３０　浦和　０－２　マンＵ　５８，２８９人７／３０　横浜ＦＭ　１－１　バルセロナ　４１，９１７人７／３０　磐田　１－３　バイエルンミュンヘン　２６，８９５人入場者数がわかったところはその数も入れてみました。・・・うーん。多いね。観客じゃなくて、試合が。どうせ来年も来るだろうから、その時に見ればいいや、って気になっちゃいます。しかも、マリノスはバルセロナと２試合もやってるし。（その顛末は有能な左伴社長がＨＰに書いていらっしゃいますのでそちらを参照ください）で、そのバルサ戦の収益は補強にまわすのだとか。どこかのチームみたいに、外国人枠は空いちゃったけど、お金がないからどうしよう、なんて社長がぼやいてるところとは違うわけですな。こうやって眺めてみると、どの試合も超満員、って訳ではなかったのですね。浦和対ハンブルガーなんて、埼スタでやったのに観客が１万人台だし。さて、この試合で遠征した海外チーム側、迎えたＪチーム側、双方いったいいくら儲けたんでしょうか？実はそんなに儲かってないんじゃないか、って気がしますが、果たして真相はいかに？

  2005/07/31

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• ネーミングライツの効果とは？

  以前一度ネタにした、ジェフのホームスタジアムとなる蘇我球技場のネーミングライツがどうやら売れたようです。■蘇我球技場の命名権に関する基本合意について（千葉市プレスリリース）■千葉市蘇我球技場の命名権に関する基本合意についてのお知らせ（命名権を取得するフクダ電子（株）のリリース）なにはともあれ、スタジアム開業前に売れた事はよかったと思いますが、この「フクダ電子」という会社、なぜネーミングライツを取得しようと考えたのでしょうか？本社は都内で、地元企業というわけでもなさそうですし。医療機器の製造会社ってことは、取引先は病院などの医療機関がメインで、一般市民を対象とするような宣伝活動って、あまり必要ないような気がするのですよね。日産や味の素、YAHOO!、スカイマークと決定的に違うところが、そこなんですよ。ネーミングライツのメリットって、ニュースや新聞などの媒体で、多くの一般人に会社の名前が目に触れるようになることなので、ネーミングライツを買う企業って、多くの一般人に宣伝活動をしたいと考えてる企業なんだろうなぁと漠然と考えていました。まぁ、同じ金額をかけて他の手段で宣伝するよりも効果はありそうですが・・・

  2005/07/22

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• サッカー選手とCM

  最近時々テレビで見るこのＣＭ。パナソニックって、今までガンバの選手をＣＭに起用してたでしょうか？ワールドカップ予選でまた大黒が活躍したこの時期に、ＣＭ起用のグッドタイミング。それも、大黒一人ではきっと地味なので、宮本がメインで登場しているのでしょう。うーん、やるな松下。そういえば、一時期、柏レイソル所属の玉田が、名古屋のメインスポンサーであるトヨタ自動車のＣＭに出演していたのですが、すっかり見なくなりましたね。まぁ、玉田の代表での注目度もすっかり落ちちゃったけどね。うちの選手も、ＪＡＬとかグリコのＣＭに起用されるほど注目されないかなぁ・・・

  2005/07/01

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• 味の素、日産に続くのは

  ジェフのホームスタジアムが、現在の市原臨海競技場から移転するのですが、その移転先についてこんな記事が。■蘇我球技場の命名権　締め切り１カ月延長ネーミングライツ（命名権）を導入しようと募集しているようですが、まだ契約に至っていないとのこと。Ｊのホームスタジアムでネーミングライツを導入しているのは、味の素スタジアム（ＦＣ東京、東京Ｖ）と日産スタジアム（横浜Ｍ）の二箇所ですが、いずれも収容人数が大きく、サッカー以外のイベントも多数開催されてます。施設の利用頻度が高く、施設を訪れる観客数も多いので、命名権を購入する企業にとってもかなりメリットあるんでしょうね。開業前の施設の命名権を買うって、企業にとってはかなりリスキーですよね。サッカーの試合があるのはわかるけど、それ以外にどれくらい施設が使われるのか、施設の名前がどんな媒体で取り上げられるのかは、開業してみないとわからない部分がかなりあるでしょうね。日本平にネーミングライツを導入するとしたら、どんな企業が買ってくれるでしょうか？鈴与スタジアムでは、あまりに芸がないし。ＪＡＬスタジアムならかっこいいけど、静岡ゆかりの企業、って感じがしないですねぇ。

  2005/06/29

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• 評価は今すぐ決められない

  昨日ネットでこの記事を見つけて、一つ疑問がとけました。■Ｊ２　横浜ＦＣ、Ｊ１昇格に光　新オーナーで資金源確保へ地元のチームだということもあり、私は横浜ＦＣのクラブメンバーにも加入しています。３月にクラブメンバー事務局より「株式発行に向けガイドラインの改定について」というタイトルの手紙が来たのです。これまでのガイドラインでは、大株主にチームの経営が振り回されることのないように「３００万円を超える株主は設けない」という項目を設けていたのですが、Ｊ１昇格を目指すには一層の増資が必要であり、それを３００万円を上限とする株主だけでまかなうのは難しいので、「３００万円を上限」という項目を撤廃してもよいか、という点について、クラブメンバーの意向を聞いたのです。まぁ、３月の時点で、すでにレオックジャパン側とは増資についておおむね了解を得られていたのでしょうね。クラブメンバーへの意見紹介は、導き出す結果の決まったアンケートだったのでしょう。なんとなくイヤーな感じがしますが、ちゃんと手続きを踏もうとした、という姿勢は評価してもいいのでしょうか。今から９年前、自分が応援するチームがなくなるかもしれない、という体験をした身としては、今回の横浜ＦＣの選択が、後々まちがっていなかったんだ、と胸を張っていえるようになればいいなぁと切に望んでいます。ネットでいろいろ見る限り、ＬＥＯＣのオーナーである小野寺さんというのはとても理解がある、よい人のようですが、オーナーを続けていくのは、並大抵の努力だけでは難しいことだと思います悲劇を繰り返す事がないように、横浜ＦＣのサポだけでなく、サッカーを愛する人みんなで見守って行くべきことなのだと思います。

  2005/06/07

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• Ｊチームの懐事情・水戸編

  さて、鹿島と同じ茨城県にホームタウンをおくＪ２・水戸ホーリーホックについてです。水戸、といえば「経営危機」という単語がつい思い浮かんでしまいます（←水戸サポの方、ごめんなさい）まぁ、清水も一回運営会社を潰してますから、えらそうなことはいえないのですが・・・それはおいといて、水戸の決算についてはオフィシャルでは情報掲載はなく、新聞記事からの情報です。（以下、４／２７　毎日新聞より）■０４年度売上高 3億4900万円（対前期比+21％） ■経常利益 2,930万円Ｊリーグからの分配金が約2,900万円増えたこと、広告料収入が約2,000万円増えたこと、グッズ売上等が約1,000万円増えた事が売り上げ増＆黒字の要因のようです。・・・すごいなぁ、おなじＪ２でも、札幌や山形は人件費だけで３億ぐらいかかってるんですよ。同じリーグで戦ってても、これだけ予算規模が違うんですね。ちなみに、売上高は過去最高、97年に法人化してから初の単年度黒字達成、だそうです。売上は鹿島の１０分の１ですが、経常利益は水戸のほうが多いですね。大企業がバックについていない、水戸や甲府のようなチームがどうやって資金を集め、チーム強化を図っていくのか、個人的には注目しています。こういうチームがきちんと運営していけるようになるかどうかが、長期的に見てＪリーグが成功したといえるか否かの重要なポイントになるのではないかと思います。

  2005/05/31

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• Ｊチームの懐事情・鹿島編

  北から順番に各チームの決算などを調べているのですが、ザスパ草津は、オフィシャルにも、新聞等の報道でも決算についての記載がないようです。今年度からＪに加盟なので、来年の今頃には初年度の様子がわかると思います。で、やっとＪ１勢初登場。ビッグクラブ？の一つ、鹿島編です。鹿島についても、オフィシャルＨＰにて決算の様子を公表しています。（以下公式ＨＰから引用）■０４年度売上高 30億9,200万円（対前期比▲5.4％） ■営業費用　30億7,900万円（対前期比▲4.2％） ■営業利益 1,300万円 ■営業外損益 1,100万円 ■経常利益 2,400万円（ちなみに、エスパルスは売上高31億7,700万、当期利益4,900万です。）・・・あら、０４年度に限って言えば鹿島よりうちの方が売上も利益も大きかったのね。鹿島って、「Ｊリーグの成功チームの一つ」みたいなイメージが強かったんですよね。チーム成績は好調、観客もいつもいっぱい、それで会社も黒字、みたいな。最近、カシマスタジアムでの観客動員がやや減少気味のようですが、それでも４期連続黒字を出してるのはさすが、ってところでしょうか。ホームスタジアムの雰囲気は最高だけど、アクセスは最悪だし、あのアクセスの悪さを乗り越えて観客を集めるのはかなりの営業努力があるのではないでしょうか。大都市のビッグクラブ（浦和、ＦＣ東京、横浜）に負けないよう、地方の強豪クラブとして、またうちの良きお得意さんとして今後も鹿島には強いヒールであり続けて欲しいものです。

  2005/05/29

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• Ｊチームの懐事情・山形編

  札幌、仙台ときましたＪチーム懐事情。今回は山形です。山形が他のチームと異なるのは、チームの運営母体が株式会社ではなく、「社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会」という社団法人であるところです。株式会社と社団法人って、何が違うのか？という疑問がわきます。詳しい説明はこちらなんかをごらんいただければわかりますが、簡単にいうと株式会社→原則として、株主の利益のために事業を行う社団法人→積極的に不特定多数の者の利益を実現することを目的として事業を行うってところが大きな違いなんだと思います（←実は書いていながらもよくわかっていない・・・この辺もっと調べておきます）。さて、その社団法人ですが、ＨＰにて決算・予算を公表しています。■０４年度収入　７億６，８２４万円（内訳　会費収入　約１億９００万円／事業収入（入場料収入など）　約１億６００万円／補助金収入　約１億３７００万円／雑収入（移籍金など）　約１億９２００万円　など）■当期収支差額（収入から支出を引いたもの・会社ならこれが利益になると思います）　４，８２７万円気になったのは、収入のうち「雑収入」が前年の倍以上に増加している点。これはきっと大島（横浜Ｆマリノスへ移籍）とか星（京都パープルサンガへ移籍）とかのおかげなんでしょうか。まぁ、今年度の予算では４６００万とされているので、優秀な選手を育てて高く売ることを商売にしているわけではないのでしょう。あと、トップチームの人件費が３億円を切っているんですね。０４年度に人件費を大幅カットした札幌が人件費３億１７００万だったので、山形は低人件費でチームは好成績という、やりくり上手な印象を受けます。今後Ｊ１昇格を狙うのであれば、一層の会費収入・事業収入の増加が必要になるのでしょう。

  2005/05/28

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